いらっしゃいませ!
名前変更所
朝目が覚めると、腕の中にはまだゆえがいた。
気配からしてもう起きているはずなのだが。
俺はわざと強くゆえを抱きしめた。
・・・それにも、抵抗はない。
「起きてるんだろう」
「・・・・」
「ほう?お前の魔力もわからないとでも?いい度胸だな・・・どうしてやるか」
「た、たんま!分かったよ!起きてる!!」
「フッ・・・冗談だ」
慌てて起き上がるゆえにそう言えば、物凄く不機嫌そうな表情を俺に向けた。
こうしていると、前の生活と違いがないようだな。
そんなことを思いながらゆえの方に手を伸ばす。
いつもどおり、叩かれて終わるだろう。
そう思っていたが、俺の手はいつまでたっても叩かれず。
「・・・・なに、さ」
「いや・・・・」
俺の手が、ゆえの頬を撫でた。
ゆえはビクとも動かない。
ただ俺から視線を逸らして、俺に撫でられているだけ。
「どうした」
「何が?」
「いつものお前なら、容赦なく俺を殴り飛ばすだろう?」
「・・・・うっさいな。気分ですー」
「そんなに俺からのくちづけが良かったか?」
「な、なにいってんだこの・・・!」
冗談に怒って俺の方を見た瞬間。
俺は素早くゆえの手を取り、ベッドに押さえ込んだ。
そのまま、覆いかぶさるようにまたがる。
昨日と―――同じ光景。
違うのはゆえがほとんど抵抗の色を見せていないこと。
そしてどこか、期待しているような目を見せていること。
「やはり、身体は正直、か」
「その言い方やめろ!私が変態みたいだろ!」
「違うのか?」
「ち、違う!アンタが知ってる私がどうだったかは知らないけど・・・私は、違う」
「・・・・」
少し、驚いた。
”アンタが知ってる私がどうだったかは知らない”
そんな言い方をするとは思わなかった。
だってそうだろう?
その言い方は、自分が知らないことを、俺が知っているということを認めたようなものだ。
「・・・・どうしたんだ、お前らしくないぞ」
「私だって私らしくないって思ってるけど?」
ゆえの視線はそらされたまま。
強気なその言葉も、内容によって意味をなしていない。
俺はまた我慢出来ず、その頬に唇を寄せた。
ぴくっと震えるゆえに衝動が強まるのを感じる。
「正直、反抗し続けたいよ。だってフリーザ様の敵だし」
「・・・・」
相変わらずの様付けに少しだけ苛立つ。
だが今はただ、話を聞くことにした。
こんなにも長く俺と会話するのも、久しぶりだからな。
いつもはただ短く言葉をかわして。
気に食わなければ俺の前から姿を消し、時間が経てば渋々戻ってくるだけ。
「でも・・・・おかしいと思って。確かに私には、半年前からの記憶が・・・無い」
「・・・あぁ」
「半年前の私が、ピッコロ達のいう存在なんだったら・・・」
ゆえの手が俺を離れ、そっとティアラに触れる。
「このティアラの記憶もない。それに、この指輪も・・・」
伸ばされたゆえの手に輝く指輪は、確かに俺が渡したものだ。
そして俺の手に光るのも、ゆえが渡してくれた指輪。
この世界で言う”結婚指輪”
永遠を誓い合った証として、身に着けるもの。
「覚えがないけど、ピッコロについてるのとペアだし・・・それにこれ、私、かなり長く着けてるみたいなんだ」
「あぁ。10年近くは外していないだろうな」
「そう、なんだ」
ゆえがそっと指輪を外すと、そこには指輪のあとがくっきりと残っていた。
「まぁ、少しだけ、は。信じようかなって」
大きな進歩だった。
あれだけ俺を敵視し続けた彼女からのその言葉は、何よりも大きい。
こうなれば、最悪。
思い出さなくとも、また時間を紡いでいけばいい話だ。
お前が俺にそうしたように、時間をかけてゆっくりと分からせればいい。
「お前は俺のものだ。それだけは、忘れるなよ」
「分かった分かった」
「あとお前の力はそんなものではない。俺が思い出させてやる」
「・・・・いいの?思い出させたらアンタをボコるつもりなんだ。私が、こうやってアンタを騙してるかも知れない」
「言っただろう。お前は俺のものだ。お前のことをよく知っているのも、俺だ」
記憶を上書きされているだけで、消されているわけではない。
体に染み付いた癖や、反射的な反応はそう簡単に消せるわけもなく。
「お前が嘘を吐く時にどんな顔をするのか、一番知ってるのは俺だ」
「・・・・・なんか、むかつく」
不貞腐れた様子で立ち上がったゆえは、魔法で手早く髪を縛った。
修行嫌いだった彼女からすれば勤勉すぎるほどの準備に、思わず口元を緩める。
「昨日のあいつらにも勝てるようになりたい」
「お前なら勝てる」
「・・・・その、天使化ってのを、すれば?」
「あぁ。そのためにお前には戦いのカンも、痛みへの恐怖も、全てを思い出してもらう」
「・・・・・分かった」
素直に従うゆえと共に過ごす日々は、この日から大きく変化を遂げた。
まるで記憶を更に上書きするかのように。また新しく出会い直したかのように。段々と素直になっていくゆえを日々見守りながら、長い人生、これでも良いのかも知れないと思い始めていた。
――――――その日が、くるまでは。
逃げ出したソルベが街で良からぬことをしていると知らされたのは、それから数日後のことだった。フリーザを失った手下に何ができる、と思いつつも、ゆえを支配した技術を持っていたのも事実。
そして悪い予感というものは、何故か当たるものだ。
「ちょっと!遅いわよピッコロ!!」
「・・・・・なんでブルマがここにいるんだ?」
「なんでじゃないわよ!見ての通りなの!人質にされてんのよ!!」
西の都の、少し離れた場所。
建物も何もない、岩肌と荒れた土地だけが広がる無人島。
そこに妙な気とブルマの気を感じて駆けつけてみれば、それはもう厄介なことになっていた。
思わず痛くなる頭を押さえ込んだ俺に、ブルマがきーきーと声を上げる。
うるさいな。
どうせこんなやつ一瞬で回り込めば――――――
「おおおおおねがいだからそいつを殺さないで私を助けなさいよピッコロ!」
「はぁ?」
「そいつ、私の首に爆弾つけたの!あいつの心臓が止まったら爆発するようにされてるのよ!」
「・・・・チッ」
悪人というのはどうしてこうも馬鹿みたいに頭が回るのか。
思ったよりも複雑な状況に眉をひそめる。
どうせこんなことをしても、相手に勝ち目はない。
だが、こちらからも手を出せないとなった以上、ただの“膠着状態“に陥るだけだ。
「ピッコロ!ブルマはどこだ!?」
次に駆けつけたベジータが慌てた様子で俺の肩を掴む。
今にも殴りかかりそうな気配を感じた俺は、急ぎブルマの方に目を向けながら状況を説明した。
「爆弾、だと・・・?くそっ・・・・」
さすがのベジータも、危険が分かってる状態で手を出すことは出来ないらしい。
「ピッコロ、ベジータ!ブルマは・・・・!」
そうして次に駆けつけた悟空にも、同じ説明を続ける。
「・・・・で?何が望みなんだ?ソルベ」
「そんなの決まってるだろう。ここから無事に俺を逃してもらう」
「それではブルマの安全が約束されないだろう!?」
「・・・・・っ」
ベジータの殺気にソルベがたじたじと後ずさった。
地面に首輪をつけて縛られているブルマも、そのブルマに銃を突きつけているソルベも、何も言わずただ睨み合う。
そんな無駄な空気を壊したのは、置いてきたはずのゆえの声だった。
「呼んだー?ソルベ」
「遅いぞ!!」
「何勘違いしてるか知らないけど、私はフリーザ様の手下でアンタの手下じゃないからね」
呆れたように肩を竦めたゆえはソルベに合流すると、人質に取られているブルマへと目を向けた。舐め回すように上から下まで視線を這わせ、それから楽しそうに笑う。
「へぇ!やるじゃん人質?」
「あぁ。・・・・そうだ。お前もどうせ酷いことされたんだろう?あいつらを好きに甚振っていいぞ」
「・・・・なるほど。人質がいるからサンドバック仕放題ってこと?」
きらりと光った瞳が、凶悪に歪む。
「それは嬉しいなぁ。私、こいつらには殺されかけたし、好き勝手されるし。そろそろ本気でやりたかったんだよねー」
「ハッ。そんなものに頼って俺たちを痛めつけることで、お前の気持ちは満たされるのか?」
「愚問だね、ベジータ。私はサイヤ人やそこの緑野郎みたいに戦いにプライドもくそもない。ただ私が楽しければそれでいいの。だって私は悪魔だよ?」
ねぇ?と。
やたら甘ったるい声と共に、空から俺たちを見下ろしていたゆえが目の前に現れた。
「まずはアンタからやってやるよ、ベジータ」
「がっ!!?」
「ッ、ベジータ!」
「動いていいの?動いたらブルマってひと、一瞬でくびちょんぱだけど?」
その言葉に誰もが動けなくなる。
それでもソルベと睨み合うのとはわけが違った。ゆえは戦いは弱くなったとは言え、その力は普通に悟空たちと並ぶほど強い。一方的に殴られ続ければ、いくらサイヤ人といえども消耗の先に行き着くのは、死。
「が、ふっ」
「あはは!この前はよくも私のことやってくれたよねぇ?私のためなんて意味のわかんないこと言っちゃってさ!」
「ぐっ・・・ぅ・・・・!こんなことで満足するなんて、見損なったぜ糞野郎」
「過大評価しすぎじゃない?私は、悪魔だッ!!!」
「ぁ、くっ・・・・!」
叫びながら何度もベジータの腹部や肩に拳を叩き込んでいくゆえに、手加減は見られない。変身も出来ず段々と消耗しはじめたベジータは、とうとう苦しそうに片膝をついた。
それを見たゆえが、何故か面白くなさそうに手を止める。
「・・・・っへ、どうした・・・?」
「・・・・なんでだろう。これで気が晴れるはずだったんだけどな。面白くない」
「当たり前だろう。貴様はこの俺様も鍛えてやったんだ。反撃もしない相手を殴って楽しいようにした覚えはない!」
「いやアンタに鍛えられた記憶ないけどね、私・・・・」
「貴様は今ピッコロに鍛えられた記憶もないんだろうが」
意外と余裕ありげな返答をしはじめるベジータに、悟空が呆れた視線を寄越した。同意見だと頷く視線で横目に見れば、どこか懐かしい言い争いが響き始める。
「うるさいな記憶記憶って!分かんないもんは!分かんないんだよ!!!」
「まぁ、貴様は元からそういうやつだったからな。約束した修行の日も忘れて俺がよく迎えに行ってやってたんだぜ?」
「嘘だろ絶対。あったとしても、この前みたいな押しかけでしょ」
「いいや?貴様は俺との勝負を楽しんでいたさ」
「・・・・・・」
ベジータの言葉の言う通り、ゆえは元々人を甚振るために戦いをしていたタイプではない。
基本的に自分の力で相手に打ち勝つために修行をしていた。
面倒くさがりではあったが、根本的な考えはそこにあるため、サボることもあるがきちんと修行はこなしているタイプだった。
「なんだろう。ムカつくのに、その通りだって思っちゃうな」
「はぁ!?何ふざけたこと言ってるんだゆえ!さっさと指示通りにやれ!」
「・・・・ソルベはうるさいなぁ。だから私は、アンタのしもべじゃないんだって」
「お前がやらないのなら俺がやる。まずはお前だ!!」
「なっ・・・・!」
ソルベが向けた銃口がこちらを睨みつける。
咄嗟に防御しようと思ったが、ふとあることを考えて止めた。銃口から放たれる光線銃が胸元を焼き、強烈な痛みが走る。―――――だが、俺はそれぐらいでは死なない。少し体を逸して急所を逸しておき、急速に気を弱めて無言で倒れ込む。
「ピッコロ!?オメェ・・・!?」
「次はお前がやれ、ゆえ」
「・・・・・・・・・」
感情、というものがどれだけの力を生むのか、俺はよく知っている。
「・・・・・」
「ゆえ?」
もし、その体に刻み残されているものがあるのなら。
「・・・・・あれ。なんで、かな・・・・」
「ゆえ、オメェ、泣いて・・・・・」
「変だな・・・なんでだろう。むかつくんだよ。こいつは私が・・・私だけが・・・・」
頭を掻きむしり始めたゆえに、ソルベが小さく舌打ちをする。
「チッ。ティアラが不安定に・・・・?まぁいい。どうせ人質がいる間は何も出来まい」
「おいゆえ!貴様いいのか?ピッコロが・・・・貴様の大事なやつが死にかけてるんだぞ!」
「・・・・・」
「おい、さっさと立て女!」
「ちょ、ちょっと!助けてよ!ベジータぁ!」
「ッ・・・・貴様・・・俺の、ブルマに・・・ッ!!」
「動くなよ?動いたら爆発、だからな?」
ゆえのぼそぼそと呟く声と、混沌を極める声と。
何もかもがぐちゃぐちゃに耳をかき鳴らすうるさい空気の中、俺はそっと目を開けた。
そこに見えたのは戸惑ったように泣き続けるゆえの顔。
焦ったベジータと、連れ去られそうになっているブルマ。
視界も聴覚も全ての情報が混沌を極める中、その状況を壊したのはまたもやゆえだった。
「・・・・おい?なんだ、ゆえ」
「・・・・・」
「ッ、お前、何をすっ・・・・・」
無言でソルベに歩み寄ったゆえは、振り上げた手を容赦なくソルベへと振り下ろした。
砕け散ったソルベの体を見て、ブルマが怒り混じりの声を上げる。
「ちょ、ちょっと!?そんなことしたら爆弾がっ・・・・!」
焦るブルマの首元が、赤く光り始めた。慌ててベジータが駆け寄ろうとした瞬間、ゆえがブルマに手を掲げる。―――――その一瞬で首輪は姿を消し、数秒後に海の中に爆発音が響いた。自分の無事を確認したブルマが、震えながらベジータに抱きつく。
「・・・・ゆえ、貴様・・・・」
「・・・・ピッコロ」
何か言いたそうなベジータを無視して、ゆえは俺へと近づいてきた。慌てて目を閉じ、気を最小限に抑え込む。
「ピッコロ」
「だ、大丈夫よゆえ。ほら、ピッコロは再生能力が・・・・んんー!?ちょっと!何すんのよベジータ!?」
「うるさい。お前は黙ってろ」
「仙豆があるからでぇじょ・・・・ッ!?」
「お前も黙ってろカカロット!」
勘の良いベジータは、俺のやりたいことに気がついたらしい。
そう。感情は力になる。そして時に、何もかもを壊し、生み出し、狂わせる。悟飯を傍で見てきたからこそ、その力は何よりも強く思える。
「なんでかな。私、アンタが死ぬのは・・・・いやだ」
すぐ傍まで歩み寄ってきたゆえが、震える手で俺の傷跡を塞いだ。魔法があるとはいえ、治癒能力が低いゆえでは、本人の治癒能力が最低限の状態では貫かれた傷跡を塞ぐことは出来ないだろう。
「ピッコロ、起きて」
俺は、答えない。
「ピッコロ・・・・」
魔力が注ぎ込まれるのを感じるが、それでも俺は動かなかった。そんな俺の行動に確信したらしいベジータが鼻を鳴らす。
「フン。救いたいのならさっさと天使化すればいいだろう」
「・・・・またそれ?私には何も・・・・」
「その力があればそいつを助けることができる。でも出来なければ長くはもたないだろうな」
「嘘だよ。ピッコロはムカつくぐらい強かった。あんな銃ごときに・・・・」
「ただの銃とはいえ、一度はカカロットを沈めた銃だぞ?」
その言葉に、ゆえは大きく体を揺らした。
「・・・・・」
「嘘だと思うのならほっとくか?どうせ俺たちには何もできんしな」
「・・・・おいベジータ、仙豆が」
「お前はッ、黙ってろ!」
「ぐぅっ!?」
奥で行われる漫才を無視して俺は震える手を伸ばす。
「・・・・ゆえ」
「ッ、ピッコロ!」
「は・・・気色悪い、やつだ・・・・何故、泣く・・・・」
「分かんないけど、私、アンタに死んでほしくない。ピッコロ、私・・・・」
ゆえの手がピッコロの手を掴んだ。その手にはめられた指輪を見つめ、自らの指輪と見比べる。その瞬間、少しだけだがゆえの魔力の波長が変わった気がした。禍々しいものではなく、涼し気な落ち着いた魔力へ。
それから、段々と魔力として感じられなくなっていく。
「ッ・・・・私は、ピッコロを救えるはず。私は、きっとその力があるはず」
「・・・・ゆえ」
「思い出させて、ピッコロ」
「!?」
遠くで「口を口をくっつけてなにしてんだ?」という悟空の声が響くのと同時に、ゆえの香りが一番強くなった。唇を這うなれない口づけにもどかしくなり、震える手で後頭部を押さえ込む。
それから、いつものように深い口づけを交わした。
毎日やっていたことだ。きっとこれが記憶に一番根深いものだろう。
体にも刻み込まれているだろう?
散々、魔族の所有物になる意味を教えてやったのだから。
「ん、ん・・・・」
もどかしげに漏れる声は、抵抗する様子もない。
それどころか段々と魔力が力として感じられなくなっていった。
涼しげで、恐ろしい。
そして何も感じない、力。
―――――そう、神の力。
「ッ・・・・あぁあああああ!!!」
唇を離したゆえは、苦しむように頭を抱えながら青い光を放ち始めた。
明らかに、もうひと踏ん張りなのが目に見えて分かる。
ここでようやくベジータのやりたいことを理解したらしい悟空が、ゆえに向かって叫んだ。
「なぁ、ゆえ!」
「ぅ、あぁ、な、に・・・?」
「オメェ、ピッコロを守るためにその力をつけたって言ってたぞ」
「私が、ピッコロのために・・・?」
「そうだ。今それを発揮できないのなら意味のない力だったな、クズが」
「ピッコロの、ため・・・・」
ベジータの罵倒も聞こえていないらしい。
ゆえは苦しみながらも目を閉じると、額の汗も気にせず呼吸を落ち着け始めた。
「私は、ピッコロのために・・・・」
そう、お前は俺のために。
「・・・・そうだね。記憶にないけど、嘘じゃないのは分かる。悔しいけど、私はこいつのために生きていたと思うし、こいつがいなくなるって思うと・・・・」
“死にたくなるほど、嫌な気持ちになる“
「だから私は、アンタを助ける」
混沌を極めていた心の中が、ただ一つ。
俺を助けるためだけの気持ちに変わった。
心地が良い感情に目を閉じる。
最高の気分だ。どういう状況においても、ゆえを支配していると実感出来たのだから。
このまま目を閉じ、力に身を預けよう。
そうすればきっと、次に目を開けたときには――――――。
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