いらっしゃいませ!
名前変更所
天下一武道会。
この日だけに帰ってくる悟空を出迎えた私達は、皆で予選会場に来ていた。
予選はパンチングマシーンで行うらしい。
正直、こんな機械での測定・・・私達にとっては手加減するほうが難しいんだけど。
「にしても久しぶりだね、悟空」
「ほんとだなー。あり?なんだおめぇ、その指輪。前としてるのと違ぇな?」
「ん?これ?私結婚したの」
「えええ!!!??ピッコロとか!?あいつ性別ねぇって・・・!」
「今はあるんだよー、ちゃんと男だよ?」
「へぇ・・・ピッコロも男かぁ。ま、あんな女もいねぇか!」
「お前らな・・・・」
予選を待つ間、たくさんのことを悟空と話した。
クリリンや私が結婚したこと。悟天が生まれたこと。
悟天やトランクスの力。
悟飯の成長。
こうやって話してみると、悟空がいなくなったあの時からの年月を改めて感じる。
「ほんと、オラがいない間に色々あったみてぇだなぁ・・・」
予選まであと少しだろうか。
悟空の言葉に、ゆっくり頷く。
色々あったよほんと。
私やクリリン、ベジータにあった幸せな出来事だけじゃない。
悟飯がわけわからない格好に目覚めちゃったりとか。
デンデが神様として凄く成長してたりとか。
「はい、次84番」
予選の案内をする人が呼んだ番号に、18号が反応する。
クリリンは心配そうに18号を見上げて小声で話した。
たぶん、頑張れとかじゃなくて、壊すなって注意だろう。
「・・・・ったく」
めんどくさそうな18号がパンチングマシーン手前で構え、その拳を叩き込む。
その瞬間、今までに聞いたことのない重たい音が響き渡った。
「な・・・・774・・・?」
あーあ。
かなり手加減してやってた方に見えたけど、それでも飛び抜けた数字になってしまうようだ。
こりゃ、ヘタすると私ですら手加減が難しいかも。
慌ててマシーンの様子を調べる運営を見ながら、クリリンが18号にこそっと耳打ちする。
「だから言っただろー・・・・!」
「うるさいな。加減が難しいんだよ!!」
そうこうしている内に、またパンチングマシーンへ促される18号。
今度は慎重にじりじりと拳を近づけ、マシーンにちょんっと触れる程度の攻撃を加えた。
それでも、叩きだされた数字は200以上。
周りの観客がざわめきだすのを感じながら、次の予選者であるクリリンを見送った。
「な、なんだよあいつら・・・・」
「どうなってんだ・・・?」
「あーあ・・・やっぱ手加減難しそうだなぁ・・・」
出る出る150オーバー。200オーバー。
完全に私達のターンになった予選会場は、どよめきに包まれていた。
にしてもピッコロ意外と上手いなぁ、210か。
悟空も180前後に収めていた。さすがは熟練組だ。
「88番」
「お、また女だぜ」
「さっきの金髪の姉ちゃんと違って可愛い系だなぁ」
周りの声を気にせず、マシーンの前で力を抜く。
ヘタすると壊しちゃうし、だからといって力を抜き過ぎたら予選落ちるかもしれないし。
これ、普通の戦いより難しいんじゃないの?
そう思いながらちょんっと指先で叩く程度にマシーンを殴った。
「は、88番・・・208点・・・」
「っしゃ!ピッコロより下っ!」
「何を喜んでいるんだお前は。これは上のほうが勝ちだろう?」
「あれれー?私のほうが制御上手いからって僻みですかねー?」
「貴様・・・本戦であたった時は覚悟しろよ・・・・」
睨み合う私達。
その横をベジータが通りすぎて数秒後、すごい爆発音が後ろから響き渡った。
慌てて振り返る私達と、呆れ顔の悟空。
どうやらベジータがパンチングマシーンに対して本気で叩き込んだらしい。
馬鹿だ、あの人。
ま、これで私達の実力が故障じゃないってことは分かっただろうけどね。
マシーンに罪は無いから可愛そうだ。高そうなのに。
「馬鹿ベジータ、やりすぎだっつの」
「うるさい。あんな下らないことやってられるか」
「だからって壊しちゃったら大騒ぎじゃんか、もー・・・」
案の定騒ぎ出した会場を逃げるように後にした私達は、遠くで私達を見ていた悟飯と・・・そのお友達の女の子と顔を合わせた。
「あれ、悟飯。友達って女の子か?」
「あ、はい!お友達のビーデルさんです」
「あれー?悟飯もやるなぁ!可愛いこじゃん!」
「や・・・やめてくださいよ、クリリンさんったら・・・」
大きくなってもからかわれる体質は変わらないようだ。
それにしても悟飯の隣にいる友達の子、地球人より気がちょっと高い。
このくらいの気があれば、飛べるかも。
あれ、そういえば、悟飯が舞空術の練習を女の子につけてるってピッコロが言ってたような。
この子のこと、かな?
「ビーデルさん、悟飯の彼女?」
からかい気味に聞くと、ビーデルが顔を真っ赤にして私を睨んだ。
「ち、違いますっ」
「わわ、そんな怒らないでよ!」
「貴方こそ何者よ!そ、その翼に尻尾・・・まるで悪魔みたい」
「・・・あ」
ビーデルに言われて気づく。
今の自分が、サイヤ人達よりもだいぶ目立つ存在だということを。
だからといって自由自在に尻尾や翼は消せるわけじゃない。
いやでもピッコロだって全身緑野郎だし、いっか。
「あだっ!?」
「誰が全身緑野郎だ」
「なんだよー、心読まないでよ・・・」
「ねぇちょっと聞いてる!?」
答えない私にビーデルが突っかかる。
気の強い女の子だ。チチにちょっと似てるかも。
私はビーデルを宥めるためにっこり微笑み、ビーデルの前に手を出した。
「可愛いお嬢さん、そんな顔しちゃ怖くなっちゃうよ?この緑の人みたいにね」
「え・・・?」
あ、殺気が。
・・・気にせず、差し出した手の上にキャンディを出した。
戸惑うビーデルにそのキャンディを持たせ、笑う。
「じゃ、また本選でね!」
後ろの殺気から逃げるように走りだせば、その殺気も付いてきた。
ここに悟空たちがいればなんとかこの殺気の持ち主を止められるんだけど。
どうやら悟空たちは、今の会話の最中で一足先に少年の部を見に行ってしまったらしい。
と、いうことは。
「怖い顔とは俺のことか?」
「被害妄想だなー。全然チガイマスヨ?」
「ならさっきの緑の人というのは誰だ?」
「あー、いやほら、誰だろうねー?」
「・・・・」
「・・・・」
「少年の部はどうせトランクスと悟天の試合になる。それまでは俺達も肩慣らしといくか?」
「遠慮します」
「・・・・」
「・・・・」
「おい」
「あ、少年の部に行かなきゃ・・・」
「!!待て!!逃すかッ!!!」
無言で見つめ合い、数秒後。
これ以上にないほどのスピードで逃げ出した私と、それを追うピッコロの追いかけっこが始まったのは言うまでもない。
ちなみに、少年の部の会場に滑りこむことに成功した私の勝利で追いかけっこは終わった。
やっぱりトランクスと悟天の一騎打ちで少年の部は幕を閉じた。
ちなみに勝ったのはトランクス。
2人とも瞬間的とはいえ、超サイヤ人になって戦うからびっくりしちゃった。
ま、カメラは全部ピッコロが壊してるから大丈夫だろうけどさ。
あれがもし撮影されてたら、目立つどころの騒ぎじゃない。
「にしても、よく食べるねー」
「本当だよ。大変だな、サイヤ人ってのは」
「・・・お前ら、試合前にそんなに食べて大丈夫なのか?」
試合を見終わった私達は、予選通過者だけが食べれるレストランで腹ごしらえをしていた。
主に腹ごしらえしてるのはサイヤ人組だけなんだけど。
あ、あと私。必要ないんだけどここのケーキ美味しいんだもん。
永久エネルギーの18号と食べる必要のないピッコロは、ただただ私達を呆れ顔で見ている。
さっきまで食べてたクリリン達も、今では疲れたような目で積み重なる皿を見上げていた。
「うんめぇー!!」
「ほんと、美味しいですね~」
後から加わった悟飯も悟空並みに食べ物を口に運んでいく。
それを見ていたビーデルが、驚きよりも呆れを含んだ表情でため息を吐いた。
ものの数秒で消えていく食べ物。
本選開始まであと10分もないのに、まだ食べようとするサイヤ人達は凄い。
「どうなってんのよこの人達は・・・」
「ビーデルも食べる?ほら」
「あ、貴方はさっきの・・・悪魔さん」
「ビーデルさん、この人はゆえさんだよ。僕の師匠のピッコロさんの奥さん」
「おく・・・奥さん!?」
悟飯は礼儀正しく食べながら私とピッコロを適当に紹介した。
ビーデルは目をまん丸くして固まってしまっている。
当たり前か。だって悪魔と緑野郎が夫婦だって言われてもね。
「おい、またお前は・・・」
「!また心読んでたの?やめてよプライバシーの侵害ですっ」
「貴様が黙りこむときはロクなことがないからな」
「うわー、私傷ついたー。どう思うビーデル?こんな男だけはダメだよ、あ、悟飯はこいつと違って優しいからだいじょ・・・いだあぁあぁあ!!!」
突如走る激痛。
痛みの方向を見れば、私の尻尾が緑の足に踏まれていた。
「や、やめて!ちぎれるっ!!」
「ほう?ちぎれるのか。ちぎれたほうが便利なんじゃないのか?邪魔だろう」
「あぁあぁあダメだから!!身体の一部だからぁあぁ!!」
「きちんと謝れば許してやろう」
「・・・ごめんちゃい」
「・・・・・」
「あ、だめ、ほんと抜ける!!!!」
「貴様にはまず謝り方という所から叩き込んでやったほうがいいか・・・?」
私達の喧嘩を見て、ビーデルが悟飯に尋ねる。
「・・・本当に夫婦?」
「うん。いつもあんな感じだよ」
「い、いつも?」
「そう。もう5年ぐらいずっと一緒なんだ。仲いいよねぇ・・・憧れちゃうなぁ」
「あこがれ・・・る」
呆然とするビーデルをよそに、私は必死にピッコロを引き剥がした。
そんなことをしている間にも時間は過ぎていき。
ピッコロの力に負けて私が土下座しかけた頃、キィンとマイク特有のハウリング音が聞こえた。
「本選参加者の皆さん!!お時間が迫ってまいりました!!会場の方にお集まりください!」
「んぐ!?や、やべぇ!」
「ピッコロ、行こう!!」
「おい、貴様まだ話がっ・・・!!」
本選の抽選開始前の集合アナウンスが響く。
私達はそれぞれ準備をしてレストランを飛び出し、会場へと足を踏み入れた。
なにげに、参加するのは初めてのこの戦い。
会場を囲む観客席からの視線に思わず喉を鳴らした。
ガラになく緊張してしまう。
人前で戦うなんて、あまりないことだから。
「はい、では抽選を初めますよ!順番に引いてくださいねー!」
抽選参加者を見る限り、私達の他に実力者はいないようだ。
そう思って抽選番号を引いた私は、少し目立たない所に立っていた人影を見て目を細めた。
引いた番号が読まれ、私の名前がボードに書かれる。
対戦相手はシンという名前のやつ。
そして私が今捉えている人影が、たぶんそいつだ。
姿に、覚えがあった。
シン。
耳に付けられているポタラ―――間違いない。あれは、界王神だ。
「一体、何しに・・・?」
向こうはこっちに気づいていないようで、もう一人の仲間らしき人と話をしている。
しばらくぼーっとそいつらを観察していた私に、ピッコロの声が掛かった。
「おい、何をぼーっとしてやがる」
「んあ?んーん。なんでもない。ところでピッコロは誰と?」
「・・・・俺とだよ」
「お、再戦だねー?リベンジじゃん、やったね!」
「嬉しくねぇよ!」
どうやらピッコロはクリリンと当たったようだ。
そして大本命の悟空は、まさかのベジータと。
いきなり決勝の試合ってかんじだ。
これは必ず見たいところ。
うーん。ソレ以外の組み合わせは特に目立ったのは無いかなぁ。
18号は普通の一般人が相手みたいだし、余裕だろう。
「それでは選手の皆さんは控室へどうぞ!」
控室に進むと、さっき観察していたシン達の姿があった。
思わずガン見する私に、シンが気づいて少し微笑む。
その瞬間、私の後ろに居たピッコロが私の首もとを掴んだ。
「っ!?な、なにすんのピッコロ・・・」
「おい、お前・・・あいつが相手だったな?」
「そうだけど?」
「・・・・気をつけろ、あいつは・・・次元が・・・違う」
ピッコロの額に浮かぶ汗。
話を盗み聞きしていた悟空が、シンと私達を見比べて首を傾げる。
そんな強そうには見えないって言いたいんだろう。
でもピッコロが言ってる次元が違うってのはそういう話じゃない。
本当に次元が違うんだ。
住んでる、次元が。
ピッコロは元神様と融合してるから気づいたんだ。
シンが、只者じゃないってことに。
「大丈夫大丈夫!ね?」
「・・・あぁ」
「賞金持って帰って、たくさん遊ぼう!たまには下界のデートでもしよ?」
「フン・・・仕方ないな」
「やった!」
ピッコロを安心させ、私達は第一試合を見に控室を後にした。
試合は順調に進んだ。
控室で見ていた私の目の前で行われる、白熱した戦い。
マジュニア・・・もといピッコロVSクリリンはピッコロの勝ち。
でも結構いい勝負だった。
やっぱりクリリンも良いセンスしてる。
「ピッコロ・・・かっこよかったよー?」
「・・・・フン」
試合が終わったピッコロに耳元でそう言えば、照れたように撫で付けられた。
そして次は18号と一般人の戦い。
ま、これは言うまでもなく18号の勝利。
そして次は私だ。
声援に背中を押されて進み、会場を踏む。
「・・・・あー、やばい。意外と緊張する」
「貴方がお相手ですか?よろしくおねがいしますね」
丁寧なしゃべり方。
アナウンサーが何か言った後ゴングが鳴らされたが、私達は睨み合ったまま動かなかった。
向こうが動けば戦うつもりだったんだけど。
私だけじゃなく、向こうにもあまり戦う気を感じない。
そもそも、界王神が下界にくるなんて一体何があったんだ?
・・・・あぁもう!!疑問に思うぐらいなら聞いてしまえだ!!
「・・・何しにきたの、東の界王神ともあろう人が」
「!!」
一瞬でシンの目の前に詰め、拳を目の前に突き出した。
シンだけに聞こえるように囁いた声は、歓声の中に吸い込まれる。
「貴方、なぜ僕のことを・・・」
「・・・昔、大界王神さんにお世話になってたからって言えば分かるかな?」
「ッ・・・・!?」
お互いに攻撃をかわし合い、距離を取った。
シンは私を怪しむように睨むと、背中を見て目を細める。
ゆれる翼と尻尾。
それを悪魔のものと認識した彼が、急に力を上げ始める。
「・・・・なぜ、悪魔の貴方がこんなところにいるんです」
「やだこわいなー。そんなに睨まれると困っちゃう!」
「・・・・・・・・・その、感じ・・・・大界王神様と関わり・・・まさか・・・」
「ん?」
「ルシフェル、様?」
おいまて。
その感じってなんだ。
というかなんでその感じで分かるんだ。
私の変な噂を誰かから聞いたのか?
だとすればサリエルか。絶対あいつだ。
「す、すみません!僕はなんて失礼なことを・・・!」
「あ・・・いや、えっと?」
「僕は棄権します」
「おーっと!?何故かシン選手、棄権宣言だ!!!」
「ルシフェル様、どうか少しお話を聞いて頂けませんか・・・?」
「えー、あ、うん?え?うん・・・?」
混乱。
だって、展開が早すぎる。
急に棄権したかと思えば、話を聞けと。なんでいきなり。
ってか私に何の用が。
「さぁ、こちらへ」
促されるままシンについていく。
ピッコロの視線を会場外から感じるが、今は黙っておくことにした。
界王神とあろう者が下界に干渉することは”異例”だ。
自由気ままな神や、知り合いじゃあるまいし。
「早めに済ませてね・・・その、怒る人いるからさ」
「はい。大丈夫です」
「あ、あとそのルシフェル様ってやめて?私はもう悪魔!ゆえ、でね?」
「し、しかし・・・!大界王神様の命で星の守護を行っていたルシフェル様に、そんな」
「ゆえ、ね?界王神?」
「・・・わ、わかり、ました。それでですね、実は・・・・」
この会話をしている間にも試合は続いていた。
控室の皆にはバレにくい場所に移動してきた私には、試合の様子は声でしか分からない。
正直、さっさと話しとやらを終わらせてビーデルの試合を見たいんだよね。
その思いが通じたのか、シンが話すのを止める。
「・・・お話は後々にしましょう。どうやら、僕のことが気になって聞いてしまっている人がいるようですから」
「ッ・・・・!」
シンの言葉に、窓の外でビクッと気が震えた。
あ、この気はピッコロの。
「正体を聞いてしまったのでしたら仕方ありません。まだ、皆さんには黙っていてくださいね・・・・ルシ・・・ゆえさんも、お願いします」
「しょうがないなぁ・・・はいはい」
優雅な足取りで立ち去っていくシン。
それを確認した後、ピッコロが窓から勢い良く飛び込んできた。
額には大きな汗。
元々悪い顔色がもっと真っ青だ。
「おい、ゆえ、あの方は、まさか」
「聞いてたとおりだよ?元神のせいかな?分かっちゃったんだね、なんとなく」
「・・・・っ本当に、界王神なのか・・・」
「ほんとほんと。・・・一体、何しに来たんだか・・・」
ヘタすると、北の界王ですら見たことないと思う。彼のことを。
あのピッコロが中の神様に影響されて冷や汗をかくぐらいなんだ。
そんな存在が、どうしてこんなところに。
「ま、界王神だし・・・悪いことはしないでしょ!」
悪いことが”起きる”可能性はあるけど。
それはあえて言わず、ピッコロの額を拭ってあげた。
界王神にこんなに怯えるなんて。
私には怯えないくせにこいつ。
「・・・・ちっ」
「うわ、なんで一気に不機嫌になるのさ!」
「怯えてなどいない。身体が、勝手に」
「心読むなよ。・・・まぁ、ピッコロの場合しょうがないんじゃない?元神だし」
「・・・・・・・・戻るぞ」
物凄く不機嫌そうに私の腕を掴んで、試合が見える方へと歩き出すピッコロ。
からかい過ぎちゃったかな?って反省したけど、自然とその手が繋ぐ形になったのを見て、ピッコロが怒ってないのを察した。
安心するようにって指を絡める。
悟空たちに合流するまでのたった数秒間の温もりに、私は見えないようにニマニマと笑った。
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