いらっしゃいませ!
名前変更所
目の前に広がる大きな鏡。
そこに映る私は、黒い翼と黒い尻尾をふよふよと動かして落ち着かない。
当たり前だ。
「本当に3日で用意するなんて・・・・」
今日はピッコロと私の結婚式。
招待されたのはいつものメンバー。
場所はデンデも参加出来るようにと、神殿になった。
私はその神殿の奥で、ブルマにドレスを着せられている。
・・・のだが。これが違和感ばりばりで。
「よく似合ってるじゃないか」
「・・・うそでしょ」
「私が嘘吐くとでも思ってんのかい、ばーか」
ブルマと一緒に私に化粧をしてくれていた18号が笑う。
そうそう。
人造人間との戦いの後、18号とクリリンって付き合い始めたんだよ。
色んな所で夫婦やカップルが生まれて、幸せそうにしてる。
その中に私達も入ってるんだなって思うと、少し恥ずかしくなった。
「うう・・・でもほら、悪魔だから、白いのってなんかさ・・・」
「だからいいんじゃない?ねぇ?」
「あぁ」
お姫様が着るような長くて白いドレスに身を包んだ自分。
そこから覗く黒い翼と尻尾は、自分が異型な存在だということを思い出させる。
ただブルマ達は、それすらも可愛いって言ってくれて。
尻尾に白いリボンを着けてくれた。
「まるでお人形さんねぇ!本当に可愛いわ!」
「髪の毛下ろしたら少し大人っぽくなるんじゃないかい?」
「へ・・・?ぶわはっ」
「うわー、アンタ長いわねぇ・・・!」
18号の手が私のポニーテールを解く。
ふわりと広がった髪は思ったより伸びていた。
丁寧に梳かれていく髪。
鏡を見れば、その髪先は腰の部分まで届いていた。
ピッコロが気に入って切らなかった髪だったけど。
ここまでくるとさすがに邪魔な気もする。
「長いなぁ・・・」
「いいじゃないか。ピッコロが気に入ってんだろう?そのままにしておくといいさ」
「そうよー?切ったら後悔するわよ?伸ばすのは時間掛かるんだから!」
頭に飾り付けられるティアラ。
すごく、高そう。
お化粧までしてもらって、まるで自分じゃないみたいだ。
「ほら、終わったよ」
18号に促されて立ち上がれば、鏡に写る自分は異様だった。
黒い長い髪。
自分を覆う白いドレス。
輝くティアラ。
赤い、口唇。
揺れる翼と尻尾。
こんなにも白い衣装に身を包んでいるのに、見た目は悪魔だ。
でも――――これも悪くないかもしれない。
「さっさと行くよ。・・・外でピッコロが待ってる」
「は、はーい!!」
緊張で動きがぎこちなくなる。
しかも履きなれないドレス。
そのせいでこけかけた私を、18号がそっと支えた。
支えられながら部屋を出る。
恥ずかしさが増す気もするけど、こけるよりはマシだ。
「あ・・・・」
神殿の外に出ると、皆がバージンロードを囲むように立っていた。
そしてそこの入り口に待っている彼の姿。
黒いタキシード。
いつもより穏やかな表情。
私に気づいて顔を上げた彼は、私同様に異様ではあった。
でも凄くかっこよくて――――見惚れてしまう。
「ピッコロ・・・」
「・・・お前、ゆえか・・・?」
「何言ってんのよピッコロ。見れば分かるでしょ?」
ブルマに背中を叩かれ、ピッコロの腕の中にダイブする。
長い髪がふわりと風に舞い、それをピッコロが愛おしそうに手に取った。
「まるで別人だな・・・」
「どういう意味さ」
「・・・綺麗だ」
「・・・・・ど、どう、も」
ストレートにそんなこと言われると、困る。
恥ずかしくて顔を逸らした私に、クツクツと喉を鳴らすように笑う声が響いた。
見なくても分かる。ピッコロが意地悪い笑みで笑ってるのが。
悔しくてピッコロの腕を掴む。
するとそのまま抱きかかえられた。
え!?と驚く私を無視して、ピッコロの足がバージンロードへと向かう。
「ちょ、ピッコロ!?」
「歩きづらいだろう?このまま持ってってやる」
「いいいいや!!ちょ、恥ずかしいってば!!」
「黙ってろ・・・」
あ、あのピッコロが、こんなこと。
抱きかかえられて出てきた私を見て、バージンロードを囲っていたメンバーが口笛を吹く。
祭壇にはデンデが嬉しそうに待っていた。
そこまでの距離はそんなに無いのに、この体勢が恥ずかしすぎて、物凄く長く感じる。
「ゆえ、これを忘れちゃダメだべ?」
「あ・・・チチ。ありがとう」
ティアラに夢中で忘れていたピッコロに渡す指輪。
抱きかかえられたままチチから受け取り、真っ直ぐ進む。
デンデの前までくると、その場に優しく降ろされた。
長いドレスが地面についちゃって、ちょっともったいない。
「・・・デンデ、はやくしろ」
「あ、はい!では・・・・」
今更恥ずかしくなったのか、私達を見つめていたデンデをピッコロが急かした。
デンデはそんなピッコロの気持ちを汲みとり、文句も言わず紙を広げる。
そこに書かれているのは、いわゆる誓いの言葉。
本来ならただ建前で誓うだけの言葉なのだが――――今回は、本物の神の前だ。
それだけで嬉しくなってしまう。
神の前で誓うなんて、まったくもって似合わない私達が誓い合う愛。
「新郎ピッコロは、ゆえさんを生涯妻とし、幸せや喜びを共に分かち合い、悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛することを誓いますか?」
「誓おう」
ためらいなく告げられた誓い。
私と目が合ったデンデも、嬉しそうに笑った。
誰が信じられただろか、悪魔である私が愛を求めるなんて。
誰が信じただろうか、魔族であるピッコロが私を愛してくれるなんて。
信じられなくても今ここに存在している。それが真実。
私はピッコロに一歩近づき、その腕に自分の腕を絡めた。
「新婦ゆえは、ピッコロさんを生涯夫とし、幸せや喜びを共に分かち合い、悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛することを誓いますか?」
「もちろん、誓います」
絡めた腕を解いて、向き合う。
デンデが私とピッコロを見つめ、次の言葉を放った。
それが一番の問題だと気づくのに、数秒間掛かって。
「それでは、誓いのキスを」
ぴたりと動きを止めた私達。
特にピッコロは無表情のまま、耳をぴくっと動かしていた。
直接的な言葉や行動を人前でするのは結構苦手なピッコロ。
さっきの抱き上げるぐらいが、たぶん限界なはず。
そう思ってもう一度ピッコロの方を見れば、耳をぴくぴく動かしたまま固まっていた。
そんなピッコロを周りが煽りだす。
「早くしろよー!ピッコロー!」
「チッ・・・」
舌打ちしたピッコロが私の肩を痛いほどに掴んだ。
そして静かに近づいてくる、ピッコロの顔。
あ、やめて。
そんな真顔でゆっくり顔近づけるのやめて。
恥ずかしくて死んじゃう。
「あ」
もうすぐで口唇が触れそうだったその時、デンデが間抜けな声を上げた。
急に邪魔されたピッコロは私を思いっきり突き飛ばし、声を上げたデンデを睨んだ。
「あ、ご、ごめんなさい。でも、その、指輪交換を忘れていて・・・!」
殺気にあてられたデンデの可哀想なこと。
それに対して周りがまたヤジを飛ばし始め、ピッコロは苛立ちながらも手の中に小さなケースを取り出した。
私も同じように、チチから渡されたケースを取り出す。
この3日間で一生懸命考えた指輪。
気に入ってくれるかは分からないけど、今している指輪より大切なものになってくれるはず。
「・・・・・お前が気に入ってくれるかは、わからん」
「ピッコロからもらえるものならなんだって嬉しいけど?」
「フッ・・・ならこれから永遠に外すな。俺のものだという証だからな」
周りに聞こえないほどの声で囁かれた後、私の左薬指から指輪が消えた。
代わりにピッコロが取り出した小さめの指輪がはめられる。
「・・・わぁ・・・!」
「なによ、ピッコロセンスあるわねぇ」
ブルマの声に思わず笑った。
だって本当にそう。この前より少しデザインが変わってて、豪華になってる。
私の指にはめられた指輪は、小さめの頑丈な素材で出来ていた。
真ん中にはめられた紫色の宝石。
そして刻まれているナメック語。
それから紫の宝石を囲うように描かれている、悪魔の翼。
「本当は天使の翼にしようかと思っていたが・・・お前はその方が似合う」
「ピッコロらしいなぁ・・・ね、このナメック語はなんて・・・」
読むの?
聞こうと思ったけど、言葉を止めた。
だって、聞く必要が無くなったから。
そのナメック語はよく見ると、私が一度デンデに教わったことのある言葉だった。
”永遠の愛を誓います”
ピッコロの誕生日のためにナメック語を練習して、唯一書けるように・・・そして喋れるようになった言葉の一つ。
この指輪に刻まれているナメック語は、まさにその言葉。
「・・・・ありがと」
「ふん・・・」
照れ隠しか、そっぽを向くピッコロの手を掴む。
今度は私の番だ。
ピッコロについていたシンプルな指輪を消して、ケースから新しい指輪を取り出す。
私の指輪もかなり頑丈な素材だ。
だって、私達修行するからね。
「はい!」
「・・・・ほう」
はまった指輪はピッコロの指にジャストサイズだった。
当たり前。
きっちり測ってたんだから。
「シェンロン、か?」
「うん。・・・ね、ピッコロ。本当に地球に居てくれてありがとう。生まれてきてくれて・・・私を呼んでくれて・・・ありがとう」
「・・・・あぁ」
ピッコロが愛おしそうに指輪を撫でる。
シルバーのシンプルなリングに刻まれたシェンロン。
真ん中にはめられているのは、ドラゴンボールに似せたオレンジ色の小さな宝石。
ナメック星人としてのピッコロも。
地球に生まれたピッコロも。
魔族としての、ピッコロも。
全てが好きだから、色んな意味を込めてこのデザインにした。
「では、今度こそ・・・誓いのキスを」
「っ!!」
デンデのある意味空気を読んだ一言。
嬉しそうにしていたピッコロの表情が引き攣ったのを見て、皆が笑う。
「くそ・・・後で覚えてろよ貴様ら・・・・」
笑う観客を睨みつけて。
それからすぐ私の肩を掴んだピッコロは、勢い良く私の口唇にその口唇を押し当てた。
たった一瞬の口付け。
でも、温かい。
「ひゅー!ピッコロやるぅ!」
「黙れ!殺されたくなかったら笑うな!!」
「あいつベジータみたいなこと言ってるぞ・・・」
「・・・魔貫光殺「うわー!!だめですピッコロさーん!!」
本当に永遠の愛を誓う式なんだろうか、これは。
そう思うほどいつも通りの光景が広がる今に、私は自然と笑みを零した。
身内だけの式でも、疲れるものだ。
ブルマ達女性陣にピッコロの関係を深く突っ込まれ、クリリン達にはからかわれ。
ようやく皆から逃げてきた私は、神殿の入り口近くにある木に身を預けた。
食べ物が用意してある方を見れば、ピッコロが酔っ払ったヤムチャ達に絡まれているのが見える。
ピッコロが拳をわなわな震わせているのを見て、遠くからヤムチャの無事を祈った。
どうせ変な質問でもしたんだろう。ヤムチャのことだし。
「・・・・ふふ」
自然と溢れる笑み。
ヤムチャを殴らないだけ、ピッコロも丸くなったんだと思おう。
しばらく遠くから皆を観察していた私は、後ろから近づく気配に気づいて目を閉じた。
ああ、これは。あの時とは真逆の立場。
「主役がこんなところにいやがっていいのか?」
「どっかで聞いたセリフだなぁ」
「ハッ・・・どこだろうな?」
見なくても分かる、ベジータの声と気。
だからあえてベジータの方は見ないで、手に持っていた空のグラスだけを見せた。
「誰かさんと違って、飲むだけはしてるんですけどねー?」
「入ってないだろうが」
「飲み終わったの!」
「主役がグラスを空けるのはもったいないだろう?」
「あぁあ!?」
どこに持っていたのやら。
ベジータは私の腕を掴むと、空のグラスにワインを流し込んだ。
もちろんそれは本物。
ちらりと見ればベジータの表情が「さぁ、飲め」と言わんばかりに私を見ている。
私の時みたいにノンアルだったら良かったんだけど。
あまりお酒に強くない私は、躊躇いながらもベジータの視線に耐えられず飲んだ。
「ん・・・ふー!ごちそうさま!」
「・・・・随分と遅かったな」
その言葉がこの”式”を意味していると分かり、申し訳なくなる。
ベジータは遠回しに私を元気づけて、ピッコロと結ばれるのを応援してくれていた。
でも私が臆病だったから、こんなに時間が掛かっちゃって。
「・・・ベジータのおかげだよ。ありがとね」
「そう思うならさっさと借りを返しにきやがれ」
「えー!どうやって返せばいいの?」
「自分で考えろ」
そう言いながら笑うベジータは楽しそうだ。
やっぱりベジータとピッコロって似てるんだよね。
強さを求め続けてたり、完全に丸くなりきってないところとか。
あー、あと。
意地悪なところも。
「じゃあ、ベジータが満足するまで色んなごちそう出してあげますか!天界の食事とかどう?下界とは全然違うけど、案外おいしーよ?」
「それは興味深いな・・・約束、守れよ」
「分かってますーっ」
勢い良くベジータの方を振り返って舌を出す。
その瞬間、ぐらりと視界が揺れた。
あ、これはやばい。
完全に酔いが回ってきてる。
「フン・・・俺よりも駄目らしいな」
「うっさいな・・・!」
「片付けはどうせブルマたちがする。お前はさっさと神殿に戻って、さっさとあいつも助けてやったらどうだ?」
「あいつ・・・?」
ベジータの視線の先にいる、絡まれ続けてイライラの頂点に達してそうなピッコロ。
私は苦笑いを浮かべ、ベジータにお礼を言いながらその場を離れた。
空いたグラスを机に置いて、式のお礼をブルマ達にも言う。
片付けなら起きてからするって言ったけど、「そんなの任せて夜を楽しんで」と笑われた。
恥ずかしくなって逃げるようにピッコロを回収しに行く。
ピッコロも少し飲んだのか、耳が赤くなっていた。
「ピッコロ」
「・・・どうした、顔が赤いぞ?」
「ん、少し飲んじゃった」
「そうか・・・もう休むか?」
「うん。片付けとかは後でしとくってブルマ達に言っといた。・・・そんなの気にしないで楽しんでって言われちゃったけど」
「フ・・・あいつららしい」
ピッコロが立ち上がり、私の手を取る。
それすら冷やかすヤムチャを睨みつけて、そのまま神殿の中に入った。
身体中が熱い。
お酒のせい?
それとも夫婦になったという実感のせい?
「あつい・・・」
「飲み過ぎだな」
「1杯しか呑んでませんー!」
「1杯でも酒に呑まれればその時点で飲み過ぎだ」
抗議する私の手を引っ張って、大きな部屋の一つに入る。
そこは私とピッコロの部屋。
いつも見慣れているはずの部屋が、何故か欲を掻き立てた。
ただの部屋じゃない。
私達夫婦の部屋。
熱っぽい目を向けながら、ベッドに向かって背中を倒す。
体重を思いっきり掛けて倒れこんだせいか、ピッコロも一緒にベッドに倒れた。
私を潰さないよう、ギリギリで避けて倒れるのはさすがピッコロだ。
「こんなにこのベッド広かったっけ?」
「当たり前だ。狭いとお前が落ちるだろう?」
「うわ、むかつく」
いつもと変わらない軽口。
広いベッドに手を繋いで倒れこんだ私達は、冷たい部屋の空気に身を任せる。
目を閉じれば聞こえてくる、ピッコロの息遣い。
ドキドキする。すごく。
「ピッコロ」
「ん・・・?」
「何があっても、ずっと・・・傍に居させて、ください」
「お前らしくないな。お前なら”いさせろ”とでも言うと思ったが」
「なんだよー。女っぽく、二歩下がった感じに言ってみたんじゃん?」
身体を起こして寝たままのピッコロを見る。
ピッコロは意地悪く笑った後、少し眠たそうに目を閉じた。
お酒のせいかな。
たまらない。ピッコロの全てが欲しくて壊れそうなほど。
油断しきっているピッコロの手を取って。
不思議そうに目を開けるのを見ながら、もう片方の手も握る。
「捕まえた」
「・・・捕まった、な?それがどうした?」
ピッコロの両手は私の手の中。
分かってるよ。
本気を出せばすぐに立場を逆転できることぐらい。
でも今日は駄目。
そう言い聞かせるようにピッコロのお腹の上にまたがって、ニヤリと笑った。
「ピッコロ、おいしそう」
いい香りがする。
男の香り?
お酒の香り?
それとも、普段と同じピッコロの香り?
「ゆえ・・・・?」
「今日は私がピッコロを食べる番かな」
持っていた手に魔法を掛けた。
強力な魔力の紐で縛られた腕は、しばらくは自由を許さないはずだ。
「な・・・っ」
戸惑うピッコロに笑みが溢れる。
うーん、全然結婚初夜って感じがする良い雰囲気じゃないけど。
まぁこれもいいよね?私達だもん。
元々雰囲気なんて、あったもんじゃないんだし。
「おとなしくしてね、ダーリン!」
「ま、待て・・・っ」
ないのが私達のいいところ、なんてね?
夫婦になったばかりの夜が更けていく。
二人きりだけの空気に溺れながら、甘い蜜に溺れながら。
ああ、これからもずっと。
私はピッコロの傍に。
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