Erdbeere ~苺~ ★17.元大魔王 忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
いらっしゃいませ!
名前変更所
2024年11月14日 (Thu)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2015年03月01日 (Sun)
17話/R18/飛ばしても本編に影響はないです/※ピッコロ視点

拍手



組み敷いた彼女の身体は壊れてしまいそうなほど細かった。

こんな腕で戦っているのかと。
俺が力をいれるだけで壊れてしまいそうな、こんな身体で。


不安そうな瞳と、俺の瞳がかち合う。

安心させる意味も含めて口の端を上げれば、彼女の顔が真っ赤に染まった。


「・・・どうした?」
「ううん・・・た、食べられちゃいそうだなって、思っただけ・・・・」
「そのとおりだ」


今からお前は食べられるんだ。
この、俺に。

そう言わんばかりにゆえの服を魔術で消し去ると、ゆえが小さな悲鳴を上げた。
胸を隠すように両手を前に組み、涙目で俺を睨む。


「ば、ばか!!!いきなり消すなっ!!」
「・・・すまない。だが、脱ぎにくいだろう?」
「い、いや、そうだけど・・・・」


あらわになった胸に全身が震えた。

傷だらけとまではいかないが、傷痕が残る肌。
小さめの胸。

呼吸と合わせて動くその身体に、俺は何も言わず舌を這わせた。


「は、ぁぅ・・・」


熱い。
溶けてしまいそうなほど、熱い。


「ん、は・・・っ」


舌を這わせるたび、シーツが擦れる音が響く。
同時に、甘い声も。

胸の頂点を口に含んだ俺は、舌で味わいながら視線だけを上に向けた。

そこには真っ赤な顔で俺が与える感覚に耐える姿がある。
少し強めに突起を吸えば、悲鳴と同時にゆえの手がシーツを握りしめた。


「んあぁあっ」


いつもはヤンチャな彼女が。まるで子供のようだと思う彼女が。

俺の動きの全てに翻弄されて。声を上げて。
欲望が、更に湧き立つ。


もっと、もっと彼女を味わえと。

もっと悲鳴に近いその声を、聞かせろと。


「あ、やっ・・・・!!!」


本能のまま、俺は空いてる片方の手を下に伸ばした。
それに気づいたゆえが足を閉じようとするが、もう遅い。


くちゃり、と。イヤラシい音が響く。

顔を真っ赤にしたゆえに聞こえるよう、俺はわざと強めにその場所を擦った。


下着越しに伝わる熱。
指を濡らしていく、ねっとりとした欲望。

彼女が俺を求めている証拠。


「や、だめ・・・!」
「だめ?何故だ?・・・感じているんだろう?」
「ひゃ・・・!!」


下着を少しずらした後、このままでは気持ち悪いだろうと思い、魔術で下の服も消した。
本当に身を隠すものが無くなったゆえは、震える手で顔を隠す。

それを邪魔だと退かして顔を見たかった。
だがそれよりも、今は。この欲望に濡れた場所を愛したい。


「痛かったら言え・・・」


ゆっくりゆっくり。

痛くないように、指を一本押し込んでいく。


指にまとわりつく熱に欲望がまた疼いた。
この柔らかく暖かい場所を、自分で無茶苦茶に出来ると思うと。


「ひあぁ、あ・・・っ」
「痛むか?」
「んぁ、だ、だいじょう、ぶ、でも・・・」
「ん?」
「はずか、しい・・・・」


バカだな、お前は。
それがそれを煽ってるんだ。


突き立てた指を、少し強めに動かす。

中を探るように。奥を求めるように。
そのたびにビクビクと震える身体を押さえつけ、胸に這わせていた口唇も下に運ぶ。


「ひゃ!?や、やだ!!!」
「本当に嫌か?」
「・・・・っ!!ぁ、意地悪っ!!見ちゃ、やだぁ・・・!!」
「そう言われると見たくなるだろうが・・・」


目の前に近づく欲望の泉。
ひくひくと俺を求めるそこに、舌を這わせた。


「あぁあぁっ!!」


イヤイヤと首を振っていたゆえが、悲鳴に近い声を上げる。

完全に余裕が無くなったのか、もう抵抗すら見せない。
ただシーツを握りしめ、絶えず声を洩らすだけ。

甘酸っぱい、なんともいえない味が俺の舌に広がる。

これがゆえの欲望の証だと思うと、俺は貪るようにそこに吸い付いていた。


「ひあ、ああぁ!!や、だめ・・・っ!んんっ!!!」
「ん・・・黙って感じてろ」
「あ、はじめ、てのくせに・・・っ!!なんでそんな、余裕が・・・っあぁぁ!!」
「余裕?そんなものは、ないっ・・・!!!」


浮く腰を押さえつけ、泉に這わせていた舌を上の熟れた突起に移動させる。
その代わりに泉には指を一本、優しく突き立てた。


「はっ、あぁう!?」


訪れた強い快楽に、ゆえが戸惑いがちに声を上げる。


「どうした?」
「あぁあ、そこ、で・・・っ!喋るなっ・・・!!」
「俺を煽るようなことを、言うからだ・・・・」
「あ、も・・・っ!も、やだ・・・っ」


恥ずかしそうに閉じられた瞳から流れる涙。
それを拭ってやりたい衝動よりも、強く締め付け始めたそこを苛めてやりたい衝動が勝った。


追い込むように、容赦なく。

舌を這わせ、突き立てた指を動かし、煽る。


さぁ、俺に見せるんだ。
快楽に溺れる、その瞬間を。


「ひ、あ、だめ、や、ああぁああぁっ!!!」


一瞬抵抗するように力を込めたゆえが、大きく震えて果てた。

強く指を締め付けるそこの動きを、一旦止める。


「はぁ、はぁっ・・・はっ・・・・」
「くくっ・・・イったな?」
「・・・・は、はっ・・・こ、の・・・意地悪・・・っ」
「意地悪?酷い言い様だな・・・。嫌だったのか?」
「う・・・ち、ちがう、けど・・・・」
「だったら少しは素直になれ。まぁ、ずいぶんと気持ちよさそうにしていたがな」
「う、うるさい!!そういうこと言うのが意地悪だって・・・ああぁっ!んあ、ちょっと、人が話して・・・っ!ひ、ぁぁっ!」


涙目で睨みつけてくるゆえに、再び欲望が湧き立つのは簡単な事だった。

休ませるために止めておいた指を、再び動かす。
さっきよりも大きくなった音に自然と浮かぶ笑みは、元大魔王の証拠だろうか。


そんな俺を、ゆえが涙目で睨みつけてくる。

本当に分かってないな?お前は。
それが俺を煽っていると、気づくべきだ。


「は、あぁ、んっ!」


慣れてきたころだろうか?
声に戸惑いを感じなくなったのを確認して、俺は突き立てていた指をもう一本増やした。


「ぁ・・・っ!!」


圧迫感に震える身体。


「痛むか?」
「ふ、ぁっ・・・だいじょ、うぶ・・・・」
「良い子だ。もう少し、このまま・・・」
「ひあぁっ!!」


この行為の先を俺は知っている。
だいぶ慣れてきてはいるが、このまま俺の欲望を受け入れるのにはまだ狭い。

もっと、慣らしてやらなければ。

同時にもっと見たいと思ってしまう。彼女の”俺だけに見せる”この表情を。


「ふぁ、あぁあ・・・っ!も、あぁ、うっ」
「気持ち良いか?」
「や、聞く、なぁっ」
「お前の口から聞きたいんだ」


意地悪だと、彼女の目が俺を睨みつける。

ああ、そうだ。俺は元大魔王だ。
意地悪で何が悪い?


抑えきれない欲望のままに従うことの、何が悪い?


かつては恐怖と力で世界を支配しようとした。
だが、今感じている支配欲の方が何十倍も俺を満たしている。

快楽と欲望で乱されていく彼女の姿が。

世界を支配することよりも、何十倍も強く、俺を満たす。


ゆえ・・・・」


堪らなくなって名前を呼んだ。
その声に反応して、ゆえの手が俺の方に伸びる。

俺は指を動かしたまま、顔を上げてその手に口づけを落とした。


「んぁ・・・!」


最初はきつかったそこも、二本の指を受け入れ始める。
ゆえの反応も段々と耐えるような動きになり、また絶頂が近いことを知った。

次は下から、上へ。

手に口づけてから首筋に舌を這わせ、そして頬にすべらせて流れる涙を掬い取る。


「ピッコ、ロ・・・っ」
「・・・なんだ・・・?」
「ね、また、きちゃう・・・、やだ・・・ぁ」
「恥ずかしがるな。ほら、イけ」
「や、やぁあぁ・・・・っ」


羞恥と快楽から抵抗の色を見せるゆえを押さえ込んだ。
蜜を垂らすそこに突き立てた指を、追い込むように容赦なく動かす。


「や、またっ・・・は、ぅ、ひああぁあっ!」


甘い声と、溢れだした蜜。
ひくひくと痙攣するその中から指を引きぬいた俺は、指についた蜜を見せつけるように舐めた。

カァッと、一瞬でゆえの表情が羞恥に歪む。


「ちょっ・・・と!!何してんの!」
「何って・・・舐めただけだが?」
「だけだが?じゃないよ!そ、そんなの舐めないでよ・・・っ」
「フン・・・少し余裕が出てきたか?ならもう、我慢しなくて良さそうだな」


意地悪い言い方だが、正直言って俺の限界が近かった。
欲望にいきり立ったそれを蜜が溢れる場所に触れさせる。

溶けてしまいそうなほど、熱い。

一瞬で壊れてしまいそうなか細い理性で、俺は最後の確認を取った。


「・・・・いいか?嫌なら俺を、蹴り飛ばせ」


そのぐらいされなければ、もう俺は止められない。


「・・・だいじょうぶ・・・」
「・・・・・後悔するなよ」
「早く、ちょう・・・だい?ピッコロが欲しい・・・」
「ッ・・・・!」


触れさせていたそれを、言葉と同時に押し込んだ。
狭い場所を裂いていくような感覚に、思わず吐息が漏れる。


「あぁ、ぐっ!!!」
ゆえ・・・!?大丈夫か・・・っ」


俺の苦しげな吐息とは真逆の声。
明らかに痛みに耐えるようなその声に、俺は思わず腰を引いた。

その瞬間、ゆえの足が俺の腰に絡まる。
イヤラシいその姿に息を呑むと、更に足の力が強まった。


「やめな・・・いで・・・・」
「だが・・・っ」
「痛くても、いい・・・」


痛みに慣れたお前が、そんな悲鳴を上げるなんてよほどのことなんだろう?


「無理をするな・・・!!いくら俺でも、これ以上は・・・我慢、できん・・・!!」
「良い、から・・・最初って、痛いって聞くから・・・覚悟は、してた・・・っ」
「・・・・すまん・・・っ」
「い、あぁあっ!!!!」


完全に快楽ではない。
ただ痛みに耐える声が、俺の耳をつんざく。

ぐぐぐ・・・と押し込む熱の塊は、思うように奥へと入ってくれない。


「はぁ、あぁあ・・・っ!!」
ゆえっ・・・」
「大好き・・・大好きだよ、ピッコロ・・・!」


もう手加減などとは言ってられなかった。
最後まで繋ぎ止めていた理性すら切れ、俺はぐっとその熱を押し込んだ。

痛みに上がる悲鳴。

異物を押し出すように動く中。

それでも関係なく、俺はゆえの腰を掴んで一気に突き入れた。
脳天を駆け抜けるような快楽と共に、ゆえの足がぴくぴくと震える。


「あぁ・・・あぁう・・・・」
「っは・・・・!」


今すぐにでも動きたい衝動を押さえ、ゆっくりと息を吐いた。

涙を流すゆえが、俺の腰に足を絡ませたまま笑う。
その姿は可愛らしいのに――――妖艶だ。


「痛い、よ・・・ばぁか」
「・・・・すまん」
「いいよ。嬉しい・・・し」
「あぁ、俺も幸せだ。こんなにも満たされるとは、な」


味わうことなどないと思っていた。
こんな、幸せなどありはしないと。


「も・・・動いていいよ」
「・・・大丈夫か?」
「うん。ピッコロも・・・気持よく、なって」


腰を掴んで、一気に奥を突き上げる。
息が詰まるほどの衝撃に涙を流すゆえを、強く強く抱きしめた。

まだ痛みが残っているのは分かっている。

それでも止めれない。快楽を求めて動くことを。


奥の、奥。
もう無い場所を狙って突き上げて、上がる悲鳴を口唇で塞いで。


止めるという選択肢などもう無くなった。

俺の欲望を包み込む熱に犯されていく。
そしてまたゆえも、同じように狂わされていた。


「あぁあぁ、や、ぁぁっ、は、ん!」


痛みから徐々に変わっていく声の質。
甘さを帯びてきたのに気づいて動きを早めれば、ゆえが俺にしがみついた。


「あ、やぁぁ・・・っ」
「・・・っ」
「私、も、や・・・気持ち、いい、よぉ・・・」
「っ・・・バカが、煽るな・・・!!」


駆け上がる熱。


「あ、ピッコロ、や、だめ、あぁ・・・ひあぁぁあっ!!」
「くっ・・・ぁ・・・!」


初めての、欲を吐き出すという行為の快楽に溺れた。

ゾクゾクと震える背中。
満足感と支配欲に満たされる身体。

ゆっくりとその満足感に浸る俺を、ゆえがパシッと軽く殴る。


「・・・何をする」
「・・・・・っ」
「真っ赤だぞ」
「うるさいばーかばーか」
「・・・痛かったか?」
「・・・・うるさい、よ・・・言ったでしょ、気持ちよかった、って・・・」
「嘘をつくな」


たとえ甘い声が混ざっていたとしても、痛みが勝っていたのは言われなくても気づいていた。

突き上げるたびに軋んでいた身体と、誰も受け入れたことのない狭い秘部。
労るようにそこに手を伸ばしてみれば、わずかだが鮮血が混ざっていた。


本当に、バカな強がりだ。


「痛いんだろう?」
「うるさいな!!ひ、一つになれたんだから、嬉しさの方が強いの!!」
「・・・・そうか」
「な、撫でるな!!見るな!!!」


顔を真っ赤にして怒鳴る彼女を抱きしめ、この幸せが幻でないことを確かめる。


「風呂でも入るか?」
「入ったばっかりなのにー?」
「だが、このままでは気持ち悪いだろう」
「ん・・・確かに。でも、あと少しだけ、こうしてて」


触れる温もり。
幸せそうに目を閉じるゆえに、俺はそっと口付けた。

もう二度と、お前を離すことはないと。

決して純粋とは言えない独占欲の愛を誓いながら。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
←No.308No.307No.306No.305No.304No.303No.302No.301No.300No.299No.298
サイト紹介

※転載禁止
 公式とは無関係
 晒し迷惑行為等あり次第閉鎖
 検索避け済

◆管理人
 きつつき
◆サイト傾向
 ギャグ甘
 裏系グロ系は注意書放置
◆取り扱い
 夢小説
 ・龍如(桐生・峯・オール)
 ・海賊(ゾロ)
 ・DB(ベジータ・ピッコロ)
 ・テイルズ
 ・気まぐれ

◆Thanks!
見に来てくださってありがとうございます。拍手、コメント読ませていただいております。
現在お熱なジャンルに関しては、リクエスト等あれば優先的に反映することが多いのでよろしければ拍手コメント等いただけるとやる気出ます。
(龍如/オール・海賊/剣豪)