Erdbeere ~苺~ 全てお前が悪い 忍者ブログ
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2015年02月22日 (Sun)
ピコ夢/R18/ギャグ/甘々/ピコ連載悪魔ヒロイン/※ピッコロ視点

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いつからだろう。
こんなにも、ドロドロとした感情を抱え込むようになったのは。


目の前でベジータと仲良さそうにしているゆえを見て、その感情が強くなる。

誰にでも純粋に全力で向かっていける彼女は、そこが大きな魅力の一つ。
・・・・だがそれが俺を悩ませる。

ドロドロとした感情を生み出すのだ。


「やー、やっぱベジータ強いなー!!」
「・・・お前は甘いだけだ。さっきも俺の顔面を狙えばあたっていたはずだ」
「えー?やだなー。王子の顔なんか狙えるわけないでしょ?かっこいい顔なんだし」
「馬鹿にしてるのか貴様・・・・」
「いだだだだだ!!!うそうそ!!あの時はとりあえず捕まえようって思ってて、そこまで見てなかっただけなんですっ・・・!」


組手を終えた二人の声が俺の耳に届く。
柔らかくなったとはいえ、あのベジータが楽しそうに会話をするのは珍しい。


きっと本人は気づいていないのだろう。

ゆえやブルマ、悟空など、一部の認めた人間にだけ見せている、柔らかい表情を。


それはとても良いことだと、分かる。
でも同時に俺をイライラさせる。瞑想など手に付かないほどに。


「おい」
「うん?」
「血がついてるぞ」
「え、まじ?どこ?」
「・・・そっちじゃない。こっちだ」


ベジータの手が、血が付いていた彼女の頬に触れる。

また、だ。イライラとドロドロとした感情が渦巻く。

こんなにも余裕がないものだっただろうか。
なんという感情かぐらいは知ってる。だが、そんなことでとやかくいう必要もないだろう。


「ったくー。ベジータが容赦しないから血だらけになるんだよ」
「拭いてやっただろうが。それだけでも感謝しやがれ」
「わー!!やだー超うれしー!ステキー!」
「ぶっ殺してやる」
「あ、それ危「ビックバンアタック!!!!」」


からかわれたベジータが放つ、超至近距離でのビックバンアタック。
だがそれは、彼女が防げるという信頼のもとで放たれたものだ。

大地を抉るほどの気弾。

それを焦りながら弾き飛ばしたゆえは、顔をひきつらせながら頭をかいた。


「あのね、ベジータさん」
「なんだ」
「あれ死んじゃうからね?当たったら死んじゃうから。粉々になっちゃうからね?」
「お前はならないだろ?」
「なにそれ信頼されてる?」
「・・・・好きに捉えろ」
「え?じゃあ好きに捉えちゃう!!やーもうベジータってば本当にツンデレなんだから、素直に信頼してるって言「ビックバンアタック!!」」


二度目の気弾が放たれる。
誰もが予想していた光景に、俺の隣で瞑想していた悟飯も苦笑いを浮かべていた。

だが、さすがに早い気弾だったせいか、ゆえの身体が地面に沈む。
さほどダメージを受けていないゆえを見て、ベジータは舌打ちをした。


「チッ」
「し、舌打ちした・・・・」
「・・・・今日はもう終わりだ。また来週だな」
「そうだねー。今日はありがと!楽しかったよー!!」
「・・・フン」


あのベジータをあそこまで穏やかにさせる彼女は、ある意味天才だ。

この俺にですら、こんな厄介な感情を植えつけやがったんだからな。


彼女は特別他の女より可愛いというわけではない・・・らしい。
ただの普通の女、だ。


違うのは彼女の性格や雰囲気。


「ピッコロー!」


誰にでも優しく同じ態度で接し、いつも明るく。
少し悪戯と冗談が過ぎるが、それもまた楽しくさせる彼女のいいところだと俺は思う。

やりすぎたら、仕置きをすればいいだけの話だからな?


「ピッコロー?」


無反応のまま瞑想を続けている俺に、またゆえの声が掛かる。
俺はあえて無反応を続け、彼女の様子を観察した。


「ね、悟飯」
「はい?」
「この人寝ちゃったの?」
「あれ、さっきまで瞑想してたと思うんですが・・・あ!!」


悟飯が突然大きな声を上げ、立ち上がる。


「やばい、僕、ビーデルさんとの約束があるんだった!!行ってきます!」
「お、いってらっしゃーい!!」


最初は馬鹿らしいと思っていた恋愛が。
悟飯よりも先に経験し、将来を誓うことになるなんて誰が思っただろうか。

だが悟飯はそのことを喜んでくれていた。
そして今は、悟飯もその体験をしているらしい。


「ちょっとー!ピッコロー?」


考え事をしすぎて、目の前の彼女を放置しすぎたようだ。
若干拗ねた声のゆえが、俺の肩を掴んで揺らす。

いつもならそこで目を開けるのだが。

今日は少し嫉妬していたのもあって、意地悪をすることに決めた。


「寝ちゃったの?」


俺を呼ぶ声が少し優しくなる。
肩を揺らしていた手が段々と頬に伸び、息遣いを傍で感じるようになった。


――――抱きついて、いるのか?


頬に触れた温もり。耳元で感じる吐息。膝の上にかかった重み。
目を開けられない俺は、温もりだけでそれを理解した。


「へー?寝てるんだ。珍しいー!」


クスクスと笑う、楽しそうな声。


「よーし・・・・」


ああ、この時の声は。

・・・何か企んでいる時の声だ。


あえて俺は動かない。
抱きついていた彼女の身体が少し離れ、手が俺の触覚に伸びる。


「おーー!柔らかい!!」


思わずぴくりと身体を動かしそうになり、ぐっと歯を食いしばった。
あまり人に触れられるような場所じゃないだけに、なんとも言えないくすぐったさが俺の身体を駆け抜ける。


「・・・・っ」
「これはレアだなー!!初めて触ったかも!」


何がそんなに楽しいんだ。
本当にお前は、傍に居て飽きないやつだな。

俺の傍でずっとそんな風に笑うなんて、本当の馬鹿だ。


「ピッコロ・・・かっこいいなぁ・・・・」


嘘のない、呟き。
可愛らしい彼女の声が俺の耳をくすぐる。

そして、俺の理性さえも壊していく。


「・・・綺麗」


本当にこいつは馬鹿だ。
この俺が、綺麗だと?

どこかだ。

俺はお前たちとは違う異型の存在だというのに。


「たまには・・・いいよね」


そう彼女が呟いた瞬間、俺の口唇に暖かい感触が伝わった。
思わず目を見開けば、そこには目を閉じて俺にキスをするゆえの姿が映る。

・・・・我慢できるわけが、ない。


俺はゆえが逃げないように後頭部を押さえ、触れるだけの口づけを深めた。


驚いたゆえが身体を離そうとするが、それを許さないで続ける。
口唇を割り、口の中を味わうようにして舌を滑りこませた。


「ん、んーー!!」


口の端から涎がこぼれ落ちるのを見ても、気にせず。
震えるゆえの身体が愛しくて、更に意地悪をするように指を足に滑らせた。

その瞬間、ゆえが暴れだして俺の腹部を殴りつける。

軽い痛みだったとはいえ、驚いた俺は仕方なく口唇を離した。


「いきなり殴るな」
「殴るな、じゃないでしょ!何してんの!!」
「・・・・」


俺の胡座の上で、涙目になって怒るゆえの姿を見て。


――――己の限界を、感じた。


理性の崩壊。
今まで抑えこんでいた嫉妬が、俺の魔族としての加虐心に火をつける。


「良いだろう?別に誰も居ない」
「ばっか!!外でしょ!てか、していいなんて誰も・・・っ」
「する?何をだ?」
「っ・・・!!!」
「なんだ?・・・何か、期待したのか?」


抱きかかえたまま耳元で囁やけば、ぴくりと身体が揺れた。
そのまま逃げられないように腕に力を入れ、もう片方の手でもう一度足を撫でる。

お互いに抱きつくような形で座っているこの状況。


もちろん、ゆえに逃げ場などない。

俺は焦らすようにゆっくりと全身に手を滑らせ、弱いと分かっている耳に息と声を吹きかける。


「はっ、ちょ、ちょっとってばーー!!だめ!!!」
「何もしてないぞ?」
「や、触ってるじゃんか・・・っ」
「触ってるだけだろ?お前もやっていたじゃないか・・・俺の触覚にな」
「ッ・・・!お、起きてたの!?」


騒ごうが喚こうが関係ない。
誰も来ないような荒地の隅っこで俺たちが何をしようが、誰に見られようが、今は羞恥よりも”欲求”が優先。


「っ・・・」


震える身体。

文句を言っていたはずの口からは、段々と色づいた甘い声だけが聞こえるようになる。

綺麗だ。
ただただ愛しい。


「ん、ぁ・・・」


全てを俺のものにしたい。
ベジータにあんな笑みを見せてるのすら、気に食わないほどに。


ああ、嫉妬とはなんて――――めんどくさい感情なんだろうか。


食らってしまいたくなる。
俺の中に、俺だけが見える場所に、閉じ込めておきたい。

そんなドロドロとした汚い感情に染まっていく。


「ね、ちょっと、ピッコロ・・・!」
「なんだ?」
「・・・し、神殿に、戻ろ?」
「何故だ?まだ修行の途中だぞ?」
「いじ・・・わる。分かってるくせに・・・」


分かってるが、言わない。
意地悪?そんなの知っていることだろう?

それでもお前は。


「そんな俺が好きなんだろう?」


こんなことを言えるのは、お前にだけだ。
自惚れてもいいほどに、お前は俺を愛してくれるから。


だから俺も、物足りなくなって、もっと深く欲しくなって。

悩ましくも幸せな感情に、魔族としての血が、イケナイ感情が膨れ上がる。


止まらない。
悪戯に動かしていた指をスカートの中に入れてショーツに触れると、じんわりとした熱い感触が指についた。


「っ・・・・・!!!!」


それに気づいたゆえが、顔を真っ赤にして俺から目を逸らす。

俺は手についた甘い蜜をわざと見せつけるように光に当て、意地悪く笑った。


「くくっ・・・どうしたんだ?これは」
「ピ、ピッコロ・・・お願い・・・」
「きちんと言えたら戻ってやってもいいが?」
「・・・今日のピッコロ意地悪すぎ!」
「ならどうする?」
「・・・・っ」


分かってる。
答えを聞かなくても、こいつが何を言うかなんて。

だがそれを聞きたいと思うのが、欲というものだ。


「・・・ピッコロ、と、した・・・いです」
「・・・フッ。まぁ・・・許してやるか」
「ほあっ!?」


力が抜けきっていたゆえの身体を抱え、一気に神殿を目指す。

余裕ぶってはいたが、あんな声を聞かされたら俺だって理性はなくなる。
いつも以上のスピードで神殿にたどり着いた俺は、そのまま真っ直ぐ自分の部屋に歩いた。


ふとゆえを見れば、期待するような瞳が俺を見つめている。


知識しかなかったゆえに、この快楽を教えたのは俺だ。
何度見てもゾクゾクする。欲に満ちたゆえを見るのは。


こんな表情が出来るようにしたのは俺なんだと、ニヤケてしまう。


「ピッコロのへんたーい・・・・」


最後の抵抗か、ベッドに降ろされたゆえが呟いた。
そんなことを言えば、俺が倍にして返すことを知っているはずなのに。


「その変態に強請ったのは誰だ?」
「意地悪・・・・」
「そうされて感じてたのは、ゆえだろう?」
「・・・・っ今日、本当に・・・意地悪だよ・・・・」


少し泣きそうになるのを見て、またゾクリとする。

でもさすがにやりすぎるつもりはない。

俺はゆっくりとゆえに覆いかぶさると、服に手をかけながら頬を撫でた。
優しい触れるだけの口づけを、色々な場所に落とす。


「泣くな・・・」
「だ、だって、恥ずかしいことばっかり・・・」
「・・・あんな風にベジータと仲良くするからだ」
「え・・・もしかして、嫉妬?」
「フン・・・だからこれは・・・仕置きだ」
「あ、ちょ、んんっ・・・!!」


熱の冷めかけた身体に触れた。

柔らかい肌。
甘い声。

全てが俺を満たす。


服を全部脱がし、尖った胸のそれに口付ければ一層声が高くなる。
ぴくぴくと震える足を見ながら、何度もそれを繰り返した。


「ん、ぅ」
「声を抑えるな」
「ぁ・・・・」


ゆえの癖だ。
自分自身で抑えが聞かなくなり始めると、口元を塞ぐ。

いつもならそれを崩すこともなく、手を縛り付けるのだが。

今日はもう少しいじめてやろうとワザと優しい快楽を与え続けた。


「ん、ふ・・・」


漏れる声は、どこかもどかしそうに。
チラリとゆえの瞳が俺を見て、何かを訴える。


さぁ、見ているわけじゃ分からないぞ?

俺に何かをさせたいのなら、言うんだ。


胸を舐めていた舌を段々と上に這わせ、首筋、そして耳元を舐める。
もちろん、空いている両手で胸もいじめ続けた。


「は、ぁあ・・・ぅ、や、ピッコロ・・・」


触らなくても分かるほどに、香る。
女の香りが、俺の鼻をくすぐる。


胸の突起をいじるたび、ビクビクと震える腰。

もどかしそうに歪む表情が、ますますその先を言わせたくなる。

耳たぶを甘咬みし、吐息混じりの声で彼女を犯す。
ぴくりと跳ねた腰を咎めるように胸の突起を抓めば、悲鳴に近い声が上がった。


「ひあ、ぁああ!!」
「この次はどうして欲しい・・・?」
「あ、ぁっ」
「ほら、言ってみろ・・・」


声だけでも犯されていく。
そして同時に、俺も崩されていく。その声と、表情に。


「も、もっと、触って・・・ください・・・」


何故か敬語になっているゆえに、笑いながら問いかける。


「どこをだ?」
「っ・・・」
「触るならここでいいのか?」
「あ、やだ・・・も、お願い・・・・っ」
「駄目だ。ちゃんと言うんだ・・・言えるだろう?」


いつもなら俺がここで折れるが・・・今日は駄目だ。
もう、止まることは出来ない。

お前がそんな反応をするのが悪いんだ。
こんなにも自分の衝動に塗れた俺の行為に、感じてしまっているお前が。


全て、悪い。


「や、下・・・さわ、って・・・・」
「フッ・・・許してやるか」
「あぁあぁあっ!!!」


触るたびにイヤラシい音を立てるそこを、指でなぞる。
そしてすぐに魔術で下着を消し、指を一本突き立てた。


「はっ、ああぁ・・・っ」


熱い。

俺の指を溶かしてしまうそうなほど、熱い。

彼女が俺に溺れている証拠。
どろどろになったその奥を探るように曲げれば、より一層甲高い声が上がる。


「は、ぁあっう、や・・・っ」
「いや?止めるか?」
「や、だ・・・・」
「どっちが嫌なんだ?」
「やめちゃ、やだ・・・」


こういう時だけ、ハッキリ言いやがって。
吐息の中で彼女が一生懸命告げたその言葉に、俺も応える。


「安心しろ」
「んあぁっ!」
「今更やめるつもりなど・・・ないっ・・・・」
「あ、ばかっ・・・や!!あぁあっ」


抵抗するようにバタつく足を掴み、目の前に溢れだした蜜を舐めとった。

水しか必要としない身体。
でもこれはまた別物。


乾きを潤すのではなく、心を満たす最高の液体。


丁寧に舐めとっているというのに、液体は枯れること無く溢れだす。
一度イかせてやろうと突起に手を伸ばした瞬間、その手をゆえに止められた。


「ん・・・?」
「ね、も、いいから・・・・っ」
「なんだ?」


ゆえの言いたいことが分からず、顔を覗きこむ。

するとゆえは恥ずかしそうに目を逸らした後、俺を引き寄せて囁いた。


「も、我慢、できないから・・・ピッコロを、ちょうだい・・・・」


煽られる。


「くっ・・・・」
「ひゃ、あぁっ、そんな、いき、なり・・・っ」
「なんだ・・・!!お前がほしいと言ったんだろうが・・・っ!!」


我慢など、限界など、とうに過ぎていた。
ゆえの言葉に獣と化した俺は、ゆえを押さえこむように身体を重ね、己の熱を押し込んだ。

奥の、奥。

貫いたその熱は、俺を求めるようにヒクつく。


「んあぁあっ、や、ピッコロぉ・・・」
「ッ・・・・馬鹿が・・・!!」


一層奥に突き立てた瞬間、俺を追い詰めるように中が締め付けた。

震えるゆえの瞳を見て、イッたのだと理解して動きを止める。


―――――が。
すぐにその休憩も止め、俺はもう一度腰をゆっくりと動かした。

達したばかりのそこは俺の動きに驚いたのか、より強く締め付ける。


「あ、だめ、私っ・・・・」
「イったばかりだから、か?」
「わかっ・・・あぁっ、ほんと、あ、だめっ・・・・」
「知らんな・・・俺を煽って勝手にいくのが悪い・・・・」


全て、全てお前が悪いんだ。


「あ、この、馬鹿っ・・・・」
「馬鹿はお前だろうが・・・!」
「んあぁっ、あ、また・・っ!も、ひぅっ」
「イクならイけ。何度でもな。ただし俺が満足するまで休憩は無いぞ・・・!」


この俺を狂わす、お前が。


「あ、やだ、ぁ・・・!しんじゃ、うぅ・・・・」
「フッ・・・このまま、食い殺してやろうか・・・?」
「いじ、わる・・・っ」
「あぁ・・・魔族だからな?」


乱れる姿。
赤い唇から漏れる声。

その全部は、俺だけのもの。

独占欲に駆られ、奥深く突き立てる。
何度ゆえが悲鳴を上げても、ずっとずっと。


「あ、ピッコロ・・・大好き、だいすきぃ・・・!」
「・・・・・っ」


































暖かい温もりを感じる中、放心に近い表情を浮かべたゆえが俺を睨みつける。


「どういうことなんですかね・・・・」


枯れた声。
そう言う彼女の身体は、ぴくりとすら動かない。

あの後、俺の満足するまで付き合わされた彼女は、数えきれないほどの快楽の海に溺れた。


さすがにやりすぎたという反省から、俺は何も言えずに彼女の頭を撫でた。


「誤魔化すな」
「・・・・仕方ないだろう。お前が煽るから悪いんだ」
「意地悪野郎」
「魔族だから仕方ない」
「関係ないから絶対!こんの・・・・」


そんな言葉ですら、本心でないことも知っている。
心の中など――――筒抜けなんだ。俺には。


「馬鹿・・・」
「フッ・・・」
「お詫びに腕枕を所望するっ」
「あぁ・・・お安い御用だ」


ほら、な。

俺が魔族として牙を剥くのは、きっとお前だけだ。
だから気をつけたほうが良い。

あまり俺を煽ると、次はどうなるか分からんからな?


魔族の、俺を。

―――――愛したお前が悪い。

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◆サイト傾向
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◆取り扱い
 夢小説
 ・龍如(桐生・峯・オール)
 ・海賊(ゾロ)
 ・DB(ベジータ・ピッコロ)
 ・テイルズ
 ・気まぐれ

◆Thanks!
見に来てくださってありがとうございます。拍手、コメント読ませていただいております。
現在お熱なジャンルに関しては、リクエスト等あれば優先的に反映することが多いのでよろしければ拍手コメント等いただけるとやる気出ます。
(龍如/オール・海賊/剣豪)