いらっしゃいませ!
名前変更所
新選組は危険な仕事が多い。
特に私の仕事は一人で敵地や遊郭に忍び込み、敵と接することが多い。敵を欺き、潜入し、時には優雅な女性のフリをして酔わせて情報を取る。それが私の補佐としての仕事。
だが、もちろん普通の仕事もする。
隊長ではないとはいえ局長補佐。ある程度仕事を表立ってしなければ面目が立たない。
「よろしくな、斎藤」
「あぁ、よろしく」
入ってきたばかりの彼との仕事は初めてだった。
腕の立つ剣士。彼の情報はそれだけ・・・ではない。もちろん彼の正体も目的も知っている。
それでも新選組に入れているのは近藤の考えがあってこそだ。
「それで、今日は何をすればいい?」
「今日は骸街方面にやべーやつらが暴れてるって噂だからそいつらを潰しにいく」
「やべーやつら?」
「人斬りらしいよ。まぁ、以蔵みたいなやつじゃないさ。いわゆる腐ったごろつきみたいなもんだろ。身元もよく分かってねぇし、どこからか流れ着いた浪人かもな」
「そうか・・・」
私の言葉に斎藤は嫌そうな表情をする。
まぁ、そうだろうな。骸街なんて何も面白くない。
特に藤堂の報告じゃ、こいつは最初の任務で脱走者を逃がそうとしたらしい。人を斬ることにためらいがある――――そのわりには、戦い出すと殺気強くて誰よりもその力を発揮する。
斎藤の腕を、私は目の前で見たことがない。
土方から絶賛されていた腕だ。ぜひともその腕を見てみたいと思っていたところにこの任務。私は正直少し喜んでいた。
「・・・・なんだか、楽しそうだな」
それを見抜かれたのか、骸街に向かう途中で斎藤がそう呟いた。
「んなわけないだろ。・・・といいたいところだが、実は少し楽しいよ」
「・・・人を殺すのが好きなのか?」
「違うよ。私は任務で誰かと組むことが少ないんだ。だから久しぶりの任務で人と組めて、しかもそれが新人隊長なんて嬉しい限りだろ?」
「・・・・なるほどな。アンタは、近藤局長の補佐なんだろ?現場じゃあまり動かないのか?」
「興味津々だねぇ?まぁ、現場では動いてるよ。お前達とちょっと違う現場で、な」
骸街に足を踏み入れると、すぐに空気が変わった。
斎藤と無言で顔を見合わせ刀に手を添える。
何も見えない、夜。
怪しい火が揺らめく骸街。
「・・・聞こえるか」
「あぁ」
「やっぱ聞いての通り、優秀なんだな。斎藤」
骸街に足を踏み入れて数歩。たったそれだけでついてまわる足音がするのを私達は聞き逃さなかった。ザリザリと土を踏む足音についてくる、足音を消して歩く奴らのかすかな足音。
そして消しきれない、殺気。
おそらく裏路地の方に数人潜んでいるのだろう。
しばらく知らないふりをして骸街の真ん中まで進んだ後、私は足を止めて刀を抜いた。
「来たらどうだい?・・・クソネズミども」
私の言葉に3人の男が物陰からゆっくりと姿を現す。
「へへ・・・気づいてたか、さすが新選組さんだなぁ?」
「こんなところにガキと男が何の用だぁ?俺たちに金でも恵んでくれるのか?」
「まぁ、恵まれなくても今から奪い取っちまうけどなぁ!」
「・・・・聞いてもないのにべらべらと、うるさい奴らだな」
「・・・なにぃ?」
斎藤の煽りに私達を取り囲むように歩いていた男達が足を止める。
そして一斉に刀に手を掛けた。やるってなら、話は早い。
「やるなら来いよ。さっさと殺し合ったほうが早いだろ!」
「いうねぇクソガキ!おい、やっちまおうぜ!!」
「おう!!」
新選組といえば、いわば金持ち。殺しの上に成り立つ物事は金を生み出し、それは皮肉にも新選組の権力と財力を生み出している。
そしてそれを狙ってくるのも、こういう奴らばかりだ。
私は大ぶりで振り下ろされた刀を篭手で弾くと、バランスを崩させるために足払いを掛けた。
男がド派手な音を立てて尻もちをつく。そこを逃さず首元に刀を当てれば、男が慌てたように喚き出した。
「ま、待ってく」
聞く必要も、ない。
それがこの時代、この街に生きる新選組の生き方。
私は命乞いをしようとするその男の言葉を何一つ聞かず、当てた刀を思いっきり引いた。
吹き出す血が、刀と私の頬を濡らす。
関係ないと死体に成り下がった男の体を蹴り飛ばし、二人相手にする斎藤の方へ走る。
斎藤は二人を相手にしても随分と余裕そうだった。やはり土方達の見立てに間違いはなさそうだ。彼はとても強い。だからといって多人数を任せ続けるわけにもいかない。
「ッ、こいつ、兄貴を・・・!」
「斎藤。もうひとり引き受けるぜ」
「アンタ・・・あいつは、殺したのか?」
「そりゃな。見りゃわかるだろ」
そういいながら斎藤の背後から斬りかかろうとしていた男の背中を蹴り飛ばした。
分断されたことで斎藤が残りの一人と戦い出すのを見て、見学していたい気持ちに駆られながらも自分の敵に集中するため刀を構え直す。
「ほら、来いよ」
「なめんじゃねぇぞ、クソガキが!!」
挑発された男が放った一撃は先程の男よりも随分マトモな一撃だった。
構えを左側に変え、その一撃を反撃で取ろうと距離を取る。
「知ってるぜ、その構え!!」
「ッ!?」
だが、男は刀を振り下ろすと見せかけてもう片方の手で懐から何かを取り出した。
相手の刀を受け止めるつもりでいた私は、咄嗟のことに反応できず、慌てて飛び退る。
投げつけられたのはただの袋だ。しまったと思うよりも先に、それを確認してしまったこと自体が間違いだったことを知る衝撃が脇腹に走った。
「っ、く!」
人間というものは、咄嗟に目に入ったものを捉えてしまうものだ。
分かっていたはずなのになぜ目で追ってしまったのか。そんな反省点は後からにするべきだと自分の頭が自分を怒鳴りつけるのが聞こえ、私は自分の左脇腹に投げつけられたクナイを引き抜いた。そして、その血にまみれたクナイをゆっくりと男の方へ向ける。
「へへっ、どうしたよ?痛みで気が狂ったか?」
「いや、返してやろうと思って・・・・さ!!!」
男の顔面に向かってまっすぐ投げたクナイは、もちろん避けられる。それは計算済みだ。
私が狙ったのはそれを避けたことによってできる隙。いわゆるさっきこの男にやられたことの仕返しだ。
「てめっ・・・!?」
刀腕とは逆側に投げたクナイを男が避けるのを見て、私はすぐに懐に飛び込んだ。怪我をしているからといって、速度が落ちることなんてない。そのまま飛び込み、男が構えようとしていた刀腕を押さえつけながら地面に倒れ込む。
「っ・・・・!」
「へぇ?意外といい刀、もってるんだね?」
全体重を掛けて倒れ込んだ衝撃で、男は押さえていた刀腕から刀を手放していた。
その刀を奪った私はゆっくりと月明かりにそれを当てながら刀身を見つめる。
そして私はそれをそのまま男の首元に近づけた。
「や、やめろ・・・っ」
「そう言って逃げ回るやつらを殺したのはアンタらだろ?」
人斬り三人衆。
人斬り以蔵が出たよりもちょっと後から出だした、人斬りのごろつきの総称。
こいつらが犠牲にした人数は、思っている以上に多い。しかもその中には女もいた。
「許されることじゃねぇんだよ」
「お前たちだって殺してるだろうが!」
「あぁ、そうだな。つまりはお互い様だ。弱いやつが、強いやつに食われただけのね」
そういいながら手早く首元に刀を突き刺すと、その男も静かになった。
「ふぃー」
「終わったか?」
「おう、斎藤も終わった?」
「あぁ・・・あそこで寝ている」
「おいおい。優しいねぇ。殺さなかったのか。生きてても変なやつらと繋がってないか拷問にかけられるだけだと思うんだけどな」
仕方なく私はついてきていた隊士に生きている男の身柄確保を命令する。
連れて帰るのもめんどくさいんだよな、地味に。
こういう奴らは大した情報にもならないことが多い。ただの人斬り。そういう奴らはだいたい殺してしまって金にするほうが早いため、命令された隊士も戸惑ったように伸びた男を回収していった。
「さて、おわりっと・・・ん?どうした?」
刀を振って血を飛ばした私は、斎藤がじっと見てきていることに気づいて首を傾げた。
「どうした、じゃないだろう。脇腹、血が出てるぞ」
「ん?あぁ、さっきやられた」
斎藤が指差したのは私の脇腹の傷だ。
さっきクナイで刺された傷だが、思ったよりは深くなかった。血は出ているが毒もなかったようなので特に問題ないと判断していたのだがそれが斎藤は気に入らないらしい。
「手当したほうがいい。布はあるか?」
「いいよこのぐらい。慣れっこだ」
「ッ・・・いいわけねぇだろ。かなり深い傷だ。手当、するぞ」
「お、おい・・・!?」
無理やり腕を引っ張られ、地面に座らされる。
思わぬ力に抵抗も出来ず座れば、斎藤はごそごそと懐を探り出した。
「斎藤、このぐらい大丈夫だって」
「大丈夫じゃねぇ」
「心配性すぎだろ・・・」
「・・・・あけ。戦い方を見ていて、分かった。お前の戦い方は無茶すぎる」
「ほっとけよ。皆こんなもんだろ」
「・・・・思ったより傷が深いな・・・」
「大丈夫だって。帰ったらちゃんと治療受けるからさ」
「ダメだ。この出血量でそのまま帰れば倒れる可能性だってある」
なんだこいつ。こんなに面倒見のいいやつだったのか?
真剣に私の話を却下していき、懐から取り出した少し良さげな布をためらいなく千切る。
「おおおおいおい!!?高そうな布をそんな!」
「いいんだ。いいからじっとしてろ」
「っ・・・・わかった、わかったよ・・・」
明らかに高そうなものを目の前でちぎられれば、さすがに抵抗も出来ない。
大人しく治療を受けることにした私は、力を抜いて斎藤に委ねた。
斎藤は不器用な手付きで私の服を退かしたり血を拭いたりしてくれている。
面倒見はいいが、あんまり得意ではないのか。
そう思いながら斎藤をまじまじと見ていると、急に斎藤が顔を上げて服を引っ張った。
「脱げ」
「は?」
「この服の上から縛ったところで意味がない。傷口に当てる布も必要だ。服が引っ付いたままじゃダメだろ」
「あ?い、いや、脱ぐならやっぱり屯所戻るから・・・」
「ダメだ。さっさとしろ」
「~~~っ!?まて!!まてって!!」
斎藤が無理やり服を脱がせにかかる。
いや、分かるよ。彼にとって私は男だ。だが、私は――――!
「っ・・・・お、おまえ」
服を脱がせにかかった斎藤が、脱がせる直前になにかに気づいて手を止めた。
私が胸元を押さえたからだろう。明らかに気まずそうな顔をした後、仕方ないとばかりに刀で私の傷口部分だけの布を切り裂き、手当を初め得た。
「・・・・・・すまなかった」
「い・・・いや、まぁ、言ってねぇしな」
気まずい、空気。
「気にすんな。他の奴らに言わなければ特に問題ねぇよ」
「・・・・そう、か」
「・・・・・」
「・・・・なぜ、新選組にいるんだ?」
「私が?そりゃまぁ、近藤さんの仲間だからだよ。ずっと、昔からの」
「なぜ・・・男として」
「そんなの新選組に少し慣れてきたお前なら分かるだろ?」
新選組はあらくれ集団に近い。
最強の戦闘集団とはいえ、中身よりも強さを目的とした人員増加は新選組を荒れた集団へと作り変えた。まぁだが、目的を果たすにはこれぐらいのほうがいい。
しかし、そんな集団に女がいたらどうなるか。
一定の人間は私を馬鹿にするだろう。もしかするとそういう道具にするかもしれない。
「生きていくには、都合が良かったんだよ」
新選組局長の補佐という立場。
そこで生きていくための、私の姿。
「強かったって、女は女って思う人間が多いんだぜやっぱり」
皆がそういうわけではない。
斎藤もそのことはよく分かっているのか、苦い顔をしてため息を吐いた。
「まぁ、想像はつく」
「そういうことだよ」
「・・・そうか」
斎藤の目的からして、近藤に近い私のことはもっと知りたいのだろう。
伏目がちにしながら口を開く斎藤は、嘘を吐くのも下手だった。
「お前も、天念理心流の使い手なのか?」
「そうだぜ。あんな雑魚達には見せる暇もねぇけどな」
「その・・・つよいのか?」
「んー、どうだろうな。少なくとも土方ぐらいは強いとおもうが。沖田との試合も勝ったことはあるし、それなりに動ける方だよ」
沖田の動きには癖がある。読めば戦いやすいっていうだけの話だが。
近藤は最近現場に出てなくて鈍ってきているし、永倉は優しさがある。
そういう意味も含めて強いのは鬼の土方――――まぁ、源さんの話はやめておこう。
「・・・・強いということは戦う機会も多いのか?」
「ん?まぁな。私は特殊な任務が多いんだ。監察の山崎みたいな立ち位置だな」
「・・・・」
「?どうした?」
「いや、アンタにとっては屈辱になるかもしれないが・・・あまり、戦わないほうがいいんじゃないか。せっかくの体や顔に、傷がつく」
「おいおい。随分優しい女の扱いしてくれるんだな?」
それは馬鹿にされていると感じてしまうが、この目の前の男はこれを本気で言ってるのだろう。
だからこそ憎めず、苦笑しながら呟く。
「私はそんなに、弱くねぇよ」
覚悟して入った道だ。
近藤さんに拾われたからといってこの道が決まっていたわけじゃない。近藤さんは女である私を計画から何度も引き離そうとしてくれた。それでも食いついたのは私だ。
刀を学んで、もとから生きる術として持っていた情報収集の能力を活かし、私は計画に居なければならないほどの実力を身につけた。
弱くない。私は、女でありながら女を捨てたのだ。
「・・・・・俺はアンタに傷ついてほしくないと思うぜ、あけ」
傷口を治療し終えた斎藤が、私の頬についていた血をそっと拭う。
「強くても、守ってやる。だからもう少し戦い方を丁寧にするんだな」
「・・・守られる必要ねぇよ」
「お前が傷つかないようにだ」
「なんだよ。私が女だからって馬鹿にしてるのか?」
「いや・・・純粋に、お前が血に染まるのは見たくないと思ったからだ」
こいつ、天然か?
むず痒くなるような言葉に思わず顔を顰める。
「お前、口説き文句みたいなこといいやがるな?」
「く、口説いてるつもりはないが・・・だが、あけの顔はキレイだからな。アンタが女じゃなくても、俺は同じことを言った。アンタのその白い顔が、赤く染まるのは見たくない」
「・・・・・それで口説いてないのか。こりゃすげぇわ」
「それに。・・・触って分かったが、か細すぎる。そんなにすぐ折れちまいそうな腕で、壊れちまいそうな体で・・・あまり、無理をするな」
私は、そんなに弱くない。
だから守られることもない。誰かを守ることはあっても。
だから守られるなんてそんな屈辱に近いこと、必要ない。
そう思っていたのに、純粋な斎藤の瞳には嫌味など一切なく、私は降参するしかなかった。
「・・・ならアンタに守ってもらおうかな、斎藤」
「意外と聞き分けがいいんだな」
「あぁ。・・・お前になら、守られてもいいかなってちょっと思ったんだよ」
仲間として、純粋に。
そのつもりで微笑んだ私の目の前で、斎藤が今までにない表情を浮かべた。
傍にあった火が揺れる。
私達を照らす月よりも明るい火が、暗かった私達の場所を照らす。
「っ、アンタ・・・・」
熱のこもった瞳が、私を見る。
「・・・・綺麗な顔、してるんだな」
一瞬。小さいが確かにそう聞こえた。
いきなりのことに目をパチクリさせてしまう。
「・・・・は?いきなり、何言って・・・」
「男装してて正解だ。舐められるのもあるかもしれないが、危険すぎる」
「そ、そんなのわかってる。女ってだけで男の道具として・・・・」
「いや・・・それもあるが、アンタ・・・魅了しちまうだろうな。女として」
「はぁ?魅了?私が?・・・・ふっ、あははは!!!」
もう一度、目をパチクリさせる。そしてすぐに大声で笑ってしまった。
この姿でそんなこと言われたのは初めてだ。
大体言われるのは恐怖としての言葉。人に嫌われる言葉のほうが多い。
女であっても、女を殺して生きてきた私に、魅力?
そんなものあるわけがない。
それなのに、笑う私すらも無視して斎藤は熱のこもった瞳を私に近づけてくる。
「少なくとも俺は、アンタのその強さ、性格、その瞳・・・その表情、ちょっと惚れちまいそうになったぜ」
「・・・まじで言ってる・・・?」
「冗談で言うわけがないだろう」
「たち悪いな・・・」
「?なぜだ?」
あー、こいつ。女に惚れられて泥沼とか作りそうなタイプだ。
「いや・・・まぁ、私もお前に惚れそうになったって言えば、わかりやすいか?」
ほんの、少し。ほんの少しだけど。
男としても女としても見て認めてくれた彼に、傷の痛みなんて気にならないぐらいに顔が熱くなるのを感じていた。
弱くない私を、強いと認めた上で守ると言ってくれたのは。
――――ちょっと、嬉しかった。
そんな私に気づいてか否か、斎藤は真剣な表情のまま私に手を差し伸べた。
「だったら俺に守られてろよ」
私は、そんなに弱くない。
そんな言葉も沈めてしまう殺し文句に、私は黙ってその手を取った。
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