～もしも飼い主と猫だったら～
（ヒロイン猫化/ギャグ甘/会話形式）

「にゃー」

「どうした、あけ」

「にゃぁん」

「眠いのか？ほら、こっち来い」

「にゃんっ」

「相変わらずサラサラだな、お前の毛は」

「にゃー・・・」

「ん？おいこら、逃げようとするな」

「にゃぁあ！」

「おいおい。せっかく綺麗な毛並みしてるんだ。整えてやるから逃げるんじゃない」

「フーッ！」

「ほんとお前は、撫でられたりするのが嫌いなんだな・・・」

「にゃぁあ・・・」

「くすぐったいのか？」

「フーー・・・うにゃあ！（裾の部分を引っ張る）」

「おい！こら！爪を立てるな！」

「にゃー！（かみつく）」

「くっ・・・おい、あけ！」

「にゃぁ・・・（しょんぼり）」

「不用意に噛み付いたり、引っ掻いたりするなと教えただろ？」

「にゃ・・・・」

「・・・」

「にゃぁ・・・」

「・・・悪かった。もう怒ってないから、こっちに来い」

「にゃー」

「というとでも思ったか？この馬鹿ねこが（首根っこを掴んで持ち上げる）」

「にゃぁあぁ！」

「お、おい、顔を、顔を引っ掻くな・・・！おい！」

「にゃ～」

「くそっ・・・逃げるな！待てっ！」

「にゃー！」








「おじさん、どうしたの？その顔の傷」

「・・・・あけにやられた」

「おじさん強いけど、あけちゃんには負けちゃうんだね！」

「にゃぁーん」